私の食いつきがやたら良いのは、パーラー。
70年代の雰囲気で可愛らしくキッチュ。勝手にそんなイメージを抱いている。己の願望を重ねているだけとも言えるが。
武里駅前「珈琲パーラー ジョイ」。ここも割とイメージ通り。
埼玉県春日部市大場1105-4
悔しいくらい外観にパーラー感が滲み出ている。
ガラスの扉に店名(←これ重要)、薄手のカーテンからは光が漏れる。贅沢を言えば、カーテンがキュッと真ん中絞りなら尚よし。
ライトアップされた食品サンプルケース。
パフェーやプリンアラモード、宙を舞うナポリタンのフォーク。純喫茶らしくちょっと変色している。ただ、綺麗すぎてもそれはそれで引く。これでいいのだ。
店内も想像通り70年代風。2階へ続く階段があり、ライトアップされていたが、上には行けなさそう。昔は使っていたが、今は1階だけ、とかだろうか(行ってみたい)。入口から奥にかけてゆるやかにカーブしており、奥が小高くなっている。
奥は緑のカーペット敷き。椅子はキャメルで全体的に暖かみがある。
カウンターはアールになっており、テレビを見ながら常連のお客さんがカレーを食べていた。
でも、やはり照明。純喫茶の印象はほぼ照明で決まると思っている。
象の鼻みたいなのが壁に付いていた。鼻の両脇に2個、鼻先に1個。
スペーシーな感じ?
……なーんか、わざとらしいな。スペーシーという言葉を使い慣れないせいか、照れがある。日常で使う機会ないし、正直意味分かってません(^^;
カレーにもすごく惹かれたが、直前に別の店でナポリタンを食べているので、飲み物。
で、レモネード。
最近、レモネード率高し。迷ったらレモネード。夜カフェイン摂ると寝れなくなからの、逃げのレモネード。
おしぼりのトレイは紫のプラスティック。伝票も店名入り。これもポイント高し。
駅に近いからか、常に人の出入りの絶えない店だった。びっくりしたのはトイレの方から、それまで居なかった人が歩いてきたこと。知ってみればなんということない、単にもうひとつ出入り口があるだけだった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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