今回から舞台は千葉都市モノレール沿線に移る。
1日乗車券をガンガン使い倒し、沿線の純喫茶を回った。春と秋の2回。その中から5軒をピックアップ。
まずは1号線の始発でもあり終点でもある県庁前「コーヒー・軽食 ブラジル」。
千葉県千葉市中央区中央4-15-3 読売新聞ビル1F
ここは駅名が示す通り、千葉県庁の近く。さらに裁判所、千葉県警本部まであり、なんとなく品行方正であらねばという心理的圧迫感が…。悪いことはできない。
ブラジルがあるのは、「千葉県自治会館前」という、舌をかみそうな交差点。
読売新聞千葉支社の入っている読売新聞ビル1階。
店先にはいろいろあって、
食事系充実の模様。
おすすめのランチメニュー。
ケーキメニューを持ったコックさんの腕にデジタル機器。
26.7℃
窓からの眺望が開けており、店内広々。ブラジルという店名にありがちな茶系の珈琲専門店的内装。
照明器具がレトロ。
メニューの表紙はブラジルの地図。
ひと通り目を通したが、多すぎて逆に選べず、店頭で見かけた「本日のランチ」。セットドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースの中から選べ、アイスも可。
まず先に出てきたのは、サラダとアイスコーヒー。
その後、きのこのカレーとコロッケ。ほどほどの辛さで、家庭で作るカレーの味。だが、美味しい。もちろんカレー専門店の本格的なものに比べたらパッとしないが、喫茶店でこれ以上味の追求をするのは何か違う気がする。
思い返すと、喫茶店が好きだと自覚するはるか前から、私は喫茶店が好きだった。学生時代のバイトのお昼休みに通ったとある喫茶店を思い出す。ここで食べたものと比べればずっと不味かった。それでも、繰り返しその喫茶店に行った。食後にコーヒーを飲みながら寛ぐのはかけがえのない時間だった。
ふいに”あのとき”の感覚が甦った。ここブラジルでは、他のお客さんを意識させないランダムな席配置。そして、客席を潰しかねない勢いの漫画。その山積み砦の向こう側で店員さんが食事休憩を取っているようだった。
漫画はあまり好みではないのを選んでしまったが、時折外を眺めながらだらだら1冊読み終えた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
ビッグムーン
入居してるビルの建替えで新しくなってますよ。
以前より小洒落た(?)雰囲気になっちゃいましたwwこれはこれでいいんですけども。
残念なのは大量に置かれてた微妙なチョイスの古い漫画がかなり減っておりました。断捨離したんでしょうか…
2020/01/09 URL 編集
エムケイ
それを聞いて、「あ~あ」と思って、行ってません(笑)。
あの微妙なチョイスの漫画、断捨離ですか><
まあ、せっかくの機会だし、ということで処分したんでしょうね。
千葉駅~県庁前あたりは、一度平日にしっかり回ってみたいと思ってるので、いつかついでで寄れたら…
2020/01/10 URL 編集