店名、ジャパン。
かくもド直球なネーミングセンスに惹きつけられる。いい名前だなあ。
兵庫県尼崎市竹谷町1丁目6-2
阪神尼崎駅からは徒歩10~15分位? あちこち寄り道しながら来たので、おそらく。というか、ここまで来ると、最寄駅は出屋敷。
「大衆喫茶 玉一」という、渋さ全開な純喫茶遺産を発見し、その直後に出会ったのが「喫茶・軽食 ジャパン」。
普通っぽいレトロさがいい感じ。
食品サンプルケースに懐かしさを覚える。オレンジと白の縞々が可愛い。
古めのシャンデリアが渋くてグッときた。
カウンターには若い男性、古めのエアコンの修理をしているお父さん。
新橋のジャパンの日の丸のように、直接ニッポンを連想するものがないのは残念だが、残すところは残す、直すところは直す。そんな感じの丁度良いレトロ。
頼んだのはミックスジュース。
ガガガガガーーー! テレビに混じって、ミキサーの音が響き渡った。
ほんのりマンゴーらしき味がして、すごく美味しい。ただミックスされてそういう味がするのか、本当に入っているのか分からない。
ミックスジュースは近畿の喫茶店では定番メニュー。関西の純喫茶ではたくさんのミックスジュースを飲んだ。コーヒー同様店ごとに味が違う。個性がある。使っている材料や配合が違うから当然である。考えてみたら、これってブレンドコーヒーと同じ理屈では?
なーんてこと考えながら、窓から外を歩く人眺めた。帰りの新幹線の時刻が近づく。そろそろ尼崎に引き返すか。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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