土産物店併設喫茶、パン屋併設喫茶。偶然にも続けざまに他業種併設喫茶の記事をアップしていた。
そういえば…。併設喫茶繋がりで、ふと思い出した。阿佐ヶ谷パール商店街の「喫茶室COBU」のことを。
昨年8月頃閉店したらしいが、こちらは洋品店併設喫茶だった。
東京都杉並区阿佐谷南1-36-12
※2013年8月閉店
初めて出会ったのは、はっきりとは覚えていないが、丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅からJR阿佐ヶ谷駅まで歩いたときのこと。
パール商店街の中ほどで見つけた。
かなり前のことで、やはり記憶は曖昧だが、定休日でシャッターが下りていた。そこには、洋品店スミレと喫茶室の名前が併記。このときは、スミレという可愛い名前にときめき、勝手に「スミレ喫茶室」と呼んでいた。
それからも、なんとなく入ることなく時間が過ぎ、やっと初めて入ったのは、2012年1月。今から2年ちょっと前。
スミレ喫茶室のすぐ近くにある和菓子店の2階で田舎汁粉を食べた後。苦いコーヒーが飲みたいと、入ったのだった。
スミレは、対象年齢高めの洋品店。
ドアの向こう側。「喫茶室 COBU(コブ)」が喫茶室の正式名称。
背もたれに十文字の入ったアンティーク調の椅子が並ぶ。
喫茶内はギャラリーも兼ねていたことを初めて知った。記録が適当なので申し訳ないが、この日は「11人の作家~なんとか展」。
コーヒーは酸味はほとんどなく、苦いもの。甘いものを食べた後だけに、すごく美味しかった。
それから時は流れ、2013年5月。中央線の純喫茶には私以上に詳しい方より、スミレが閉店セールをしていると教えてもらい、最後にもう一度と思い、夜に訪問。
一度も買ったことはないけど、閉店セールの貼り紙を見ると、なんか切ない。
「最後のCOBU展・楽しい猫犬の写真展」
猫犬とのことだが、猫が目立った。犬より猫派なので、嬉しい。
特にこの猫。すっごい私好みの美猫。
写真を見ながら、ジャムトーストとコーヒーを頂いていた。
この日は団体さんが一組。猫の話題で大盛り上がり。かなりの猫好きさんばかり。猫好きな私は共感部分多数。口にはださねど、心の中でうんうん頷きまくり。どうやら、この展覧会の関係者のようだが、詳しくは分かりません。
ここで、いきなり団体さんの1人に声をかけられた。
「○○さんですか?」
猫好きオーラが出ていたか。どうやら私を○○さんと勘違いしているらしい。いえ、違います、と答え、少しすると、女性登場。
この方が○○さんだったみたいです。
キャッチコピーは「店内の喫茶室」。
エムケイ
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