焼きたてのホットケーキが食べられる純喫茶。
ありそうで意外とないかも。というか、誤解をおそれず言えば、悲しくなるくらい全然ない。
私の場合、味以外の部分に価値を見出すので、そこは重視しないとはいえ、ガッカリ率があまりにも高いため、純喫茶ではホットケーキをあまり食べなくなった。
それでも僅かながら、注文を受けてから焼く純喫茶がある。たとえば、「珈琲家」。
東京都台東区東上野2-10-2
数年前に茅場町店に行った方からお店のマッチをいただき、ぜひ!とお勧めされた。
焼き立てな上、ボリューミーなデカいホットケーキらしい。
ところが、営業日が平日なので、なかなか行けず。ようやく念願叶い東上野店を訪問。
お昼12時前。そろそろお昼休みが始まるところ。
BGMはラジオ。
店内は茶とベージュを基調としたThe 喫茶店。スッキリと清潔感がある。
ランチタイムで混んでいるかもと焦って駆け込んだが、先客は1組だけだった。
席にはまだまだ余裕があった。けど、これから混む可能性が高いので、慎ましやかに端っこへ。
(お召上がり物)のラインナップ。
自信の現れか、珈琲家特製ホットケーキが先頭。1枚300円、2枚500円。ホットケーキは一般的には黙っていても2枚出てくるが、ここでは一枚でも注文可。
……かねてより珈琲家のお噂は伺っているので、2枚は恐れ多い。遠慮がちに1枚注文。
少し時間かかる旨確認があり、出てきたホットケーキは、、、
1枚+超ミニミニホットケーキ。
むむ。チャームみたいで可愛い。
(東上野店ではたまにこのミニミニが付いてくることがあるらしい。)
私の素人臭い「日の丸構図」だと、本体のホットケーキのデカさは伝わらないが、直径はかなり大きい。乗せる皿自体もすでに大きい。
個人的には食感も好みだった。
しっとりしながらも、噛み応え充分でコシがある。普通ホットケーキでコシを感じることはないが、ベーグルに近い噛み応えがあった。といっても、私、ベーグル滅多に食べないので、ベーグルの記憶自体いい加減なんですけどね。
好みだったので、途中で2枚にすれば良かったと少し後悔したけど、噛めば噛むほど満腹中枢を刺激しまくり、これにアイスコーヒーが加わり、お腹いっぱいになった。やはり1枚で正解だったみたい。
アイスコーヒーにはデフォルトでアイスクリームが付く。
(東上野店だけのサービス。茅場町店ではたしかなかったと思う。)
こちらもなかなかのお味。アイスクリームと一緒に細かく砕いた氷をスプーンですくい、シャリシャリさせながら噛み砕いた。コクがあってすごく美味しい。
後から入ってきた慣れた常連客風は男性3人・女性1人。全員アイスコーヒー注文。チラ見すると、3つがデフォルトアイス付き、1つがアイス無しだった。希望があれば、アイス無しもできるのかも。
想像通りアイス無しは女性の前に置かれた。女子といえばダイエット。
帰り際に確認したが、マッチはないとのこと。代わりに、店名・住所・電話番号をスタンプしたカードに、女性店員さんがその場で営業時間と定休日をペンで書いてくれた。
こういう手書き系は嬉しい。外に出て思わず看板を背景に記念撮影していると、すかさずスーツ姿のサラリーマンがが珈琲家に入っていった。
珈琲家 マッチ
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント