「国立白十字」は、1955年創業の老舗洋菓子店である。
国立市内に2店舗あり、喫茶ができるのは大学通りにある南口本店だけ。
ただし、それは2013年10月17日現在の話。これから書くレポの訪問時には、北口店もありました。6月末に閉店していたようです。
東京都国立市中1-9-43
国立市|洋菓子・喫茶の白十字
2021年7月4日で当該住所地での営業を終了。ブランコ通りの仮店舗にて営業
国立白十字インスタグラム
洋菓子店併設の喫茶室は、池袋「タカセ」、駒込「アルプス」、東中野「ルーブル」、神田・本郷「近江屋洋菓子店」等他にも色々あるが、品があるのがいい。
強烈な個性はないけど、内装も豪華でお金がかかっていて、特別な気分になれます。そういえば、かなり前に、読者の方から、とある洋菓子店併設の喫茶室を紹介されてましたね。忘れてませんよ。年内には、時間を作って行こうと思いますが、まずは国立白十字について書きます。
サイトには100席と書かれているが、看板には「ゆったり120席」とある。いずれにせよ、キャパは大きい。
オススメなのは、11:30~14:00のランチタイムセット。
この写真だと見づらいので、こちらを見てください。
⇒白十字喫茶メニュー一覧
好きなトースト(サンドウィッチ)に、好きなケーキと飲み物が付けられ、値段がリーズナブル。
ここの喫茶室を利用するのは、このときが初めてではなく、ケーキセットは何度かいただいたことがあります。そのときの値段と大して変わらない。
声を大にして言います。国立白十字は、ランチタイムを狙え!
メープルシロップトーストがいいなぁ~と思ったけど、ケーキが甘いのでパス。
サンドウィッチにしてみました。普通に美味しい。
長居をするならポットで提供される紅茶がお得。けど、この日はまだまだ別の喫茶店に行くつもりだったので、コーヒーに。
ケーキはカシス。てっきりセット用にハーフサイズとか小さいのかと思いきや、丸々1個出てきた。
これ、すごく美味しい! ムース状の部分が甘酸っぱくて、最後まで飽きることなく、あっという間に食べきってしまった。
700円也。
ちなみに、私が入店したのは、ランチタイム開始の11:30頃。結構空いていた。
けど、次々とお客さんが入ってきて、食べ終わる頃には、かなり席が埋まっていました。しかも、長居するお客さんが多い。特に、マダムの団体客は、お喋りに花を咲かせており、店員さんが水を注ぎに来たところ、「そろそろ出ようか?」と言いつつ、別の話題を始めていた。
でも、そこが100席の余裕? 店員さんも鷹揚に構えてます。
ここって、何かの会合に良さそう。
と思い、伝票を裏返すと、
各種パーティー、サロン、コンサートにどうぞ。
ところで、前々から気になってたことがあります。
全国各地にある白十字。これって、単なる同名喫茶なのだろうか? チェーンという感じでもなさそうだし。
と思い、国立白十字のサイトで「白十字の歴史」というページを開いてみたところ、銀座の「白十字」で修行を終えた創業者が開店した、とある。暖簾分けのようなもの? もし、そうだとしたら、「神田白十字」も同じルーツなのかしら?
そして、ここで言う、銀座の「白十字」は、何を指すのだろう? 何年か前に閉店したが、銀座に白十字という純喫茶があった。その白十字のことだろうか?
うーん。気になる。
てことで、白十字についてご存知の方いたら、教えてくださいね。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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