閉店間近なんで、行けるだけ行きたい。昨日、吉祥寺図書館の帰りに行ってきました。
一番奥の席に座りました。
相変わらずソファはふかふか、ルノアールも真っ青。
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-25-2 水上ビル1F
※2008年12月末閉店
改めて店内見渡すと絵がいっぱいある。
しつこいが、馬と絵は店主の趣味なのだろうか?
(山は富士山?)
今日のデザートは2種類あった。
名前、忘れたけど、なんかレモンのなんとか・・・(おいしそう)と、チーズタルトでした。
レモンのなんとか、も食べたかったけど、土曜に食べたチーズケーキが濃厚でうまかったので、しつこくチーズ系で攻める。
これはチーズタルトの写真。
絶対に盛り付けにこだわってるね。ちょこちょこと飾りがかわゆい。
純喫茶でこんなしゃれた盛り付けはあんまり見ない。どっちかというと、こじゃれたカフェに多いよね。
さて、目的は閉店前の庭の見納めだけど、前に読み始めた漫画の続きも読みたくって仕方ないからだ。
「秘密―トップ・シークレット 2巻」(清水玲子)
土曜に1巻読んですっかりはまった。絵が少女趣味なのは慣れないけど、2巻になって、またまた深くなっててどっぷりハマってしまった。
今回は家族惨殺の犯人の父が死刑になり、処刑後に死体からチップを取り出し、MRIスキャナーで見てみると、家族を殺したのが父でなく、死んでいるはずの娘だったって話。
娘がなんともあやしげな美少女。
少女漫画テイストではあるが、妖しさは充分伝わった。ちょっと寒気がした。
この漫画のすごいとこは、ストーリーのすばらしさもあるけど、脳に残ってる記憶を漫画という形で再現してるが、単なる映像化とは違う。人は見たままを記憶してるんじゃなく、その人のフィルターでいくらでも変えて記憶してるのね。
ちょっと分かりにくいのだけど、父親が娘を見るときは実際は大人にもかかわらず、あどけない少女のまま。そういうのをうまく絵にしてる。
今回泣けてくるのは、死んだ少年の飼ってた犬からとりだした記憶。映ってるのは少年の姿と、善意でいっぱいの美しい世界。
うぅっ・・思い出すと泣けてしまう。
近いうちに3巻を読まなくては。
後半漫画レビューのようになってしまったけど、こうやって喫茶店で読んだ本の感想なんかも今後書いていきたいと思います。
(いつかはプライバシー侵害にならない程度にお客さんの様子とかも書いていけたら・・・)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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