新高円寺にいく場合、JR高円寺駅から歩いて向かうことが多い。
一応表向きは南口からパル商店街、ルック商店街をあれこれ眺めていると楽しいから、ということにしているが、JRなら定期の範囲内で、丸ノ内線だと運賃がかかるという貧乏臭い、本当の理由がひそんでいる。
この日は新高円寺にある、前からいつか行こう、行こう、と決めつつなかなか行けない純喫茶を目指していた。けど、上記の理由によりJRからてくてく新高円寺まで歩いて向かいました。
せっかく?なので、途中でルック商店街にある「喫茶 セーヌ」に寄ることに。
東京都杉並区高円寺南3-2-14
※2015年6月末閉店
何年か前に一度入ったきりです。
東武練馬の「喫茶ボタン」を彷彿させる外観で、ステンドグラスと石壁という贅沢で重厚な造り。これぞ純喫茶!
店主の趣味というか世界観に浸れるのも純喫茶の楽しみだが、喫茶セーヌは……。
花かしら?
鉢植え、切花、造花…。なんでもござれ。支柱まで立ってる鉢もある。
なぜかゆずシャーベットを勧められたが、コーヒーにした。花柄というかお花畑なカップとソーサーで出てきて、その徹底したお花LOVEぶりにニヤけてしまった。
奥からは、店の人とお客さんの笑い声。
商店街で流しているのか、お店側が流しているのか分からないが、微かにクラシック音楽も聞こえてきた。
相変わらずその中では、私1人アウェーだったが、基本お店の人は良い感じにほったらかし。いくらでも長居できそうな雰囲気だった。けど、コーヒーを飲み終わると急に手持ち無沙汰になり、お店を出ることにしました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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