吉祥寺駅公園口のバス通りはすごーーく狭い。1台のバスが通るのに、交通整備員の誘導があり、「バスが通ります」とアナウンスがいちいち流れています。
「ゆりあぺむぺる」はこの窮屈な通りに立つ喫茶店。
以前通っていた美容院でオススメされ1回だけ入ったことがありますが、それ以来。気づくと3年経ってます。
実はその前に五日市街道の「天子峰」の閉店(というか更地)を確認し、営業終了した「ボア」を眺め、さらに同じ通りにある2010年3月31日に閉店した「STONE」を見てると、行けるうちに行っておかねばという気分になって、寄りました。
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-6
MANDALA GROUP
このゆりあぺむぺるはライブハウス曼荼羅系列。現在、ライブハウスに通うことはないけど、随分前、友人に連れられライブにちょこちょこ行ってた頃に知りました。入ったこともあったかも。音楽好きには曼荼羅はソコソコ有名ではあります。
なもので、歴史はあれど、古臭い印象は皆無。どちらかというと、カフェと言っても充分通るオシャレな外観である。
チモトの看板かわい。
小ちゃいけど、「ゆりあぺむぺる」と名前が入ってるのがオシャレ。
吉祥寺というか中央線沿線は大体において宵っ張り。喫茶店も朝が遅く、夜も遅く。ここも例外ではないのです。お昼ではありましたが、開店して間もなくでお客さんも数人でした。
「お好きな席へどうぞ」と言ってくれた店員さんに感謝。、空いていても融通がきかず、頑固なまでにセマッ苦しい席へ押し込められるのはよくあること。特に繁華街にその傾向強し。こういう対応はすごく嬉しい。ご無沙汰してたけど、また近いうちに来ようと固く誓いました。
かなり凝った、喫茶店らしからぬ、見るからにおいしそうなランチメニューを見て、トマトシチューのセットにした。鶏肉が入ってるのがネックだけど(私は鶏肉は苦手。というか肉全体をあまり好まない)
まずは乙女チックで可愛いセット一式を置いて。
その後トマトシチュー登場。鶏肉を意識しないで済むほど、ぼろぼろ崩れる。野菜がまるのまま入って、とても美味しいお味でした。デザートも大変おいしゅうございました。
食後にコーヒー。
このときの客層の中心は女子おひとり様。女子好みの空間だものね。
でも、年配男性客も1人入ってきました。新聞を手にカウンターに進み、コーヒーを飲んで颯爽と帰っていきました。慣れてる風だったので、常連さんかしら? やっぱり喫茶店だな、と思う瞬間。
タイミングが良かったのか、私がコーヒーを飲み終わる頃にはお客さんで店内いっぱいになった。
アンティーク調のレジスターは美しい芸術品!!! 100年前のものだとか。
「6$と押すと、6$と出るんですよ」。感じの良いイケメソ店員さんがデモンストレーションしてくれました。
ゆりあぺむぺる マッチ (2012年)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント