板橋は純喫茶天国だった。漠然とした駅名はどうかと思うが、駅を境に東口が北区、西口は板橋区。最近はこの区境にロマンを感じる。
先日紹介した北区滝野川の「喫茶 ロリー」とは逆。西口板橋区側に向かいます。まずは駅前の純喫茶宝石でモーニングを。バブル全開な100万ドルの夜景は健在。そこそこお客もいて嬉しいかぎり。板橋は喫茶愛好家が多いのかしら?
さて、ここからが本題。宝石を背にズンズン歩き、大通りに出るとTAKASE発見。立派で新しい建物。と、対照的に車に吹き飛ばされそうなこじんまりとした喫茶店が見えた。
東京都板橋区板橋1-31-6
※閉店(時期は2013年後半ではないかと推測)
こじんまりしたママさんが1人で切り盛りしていました。
なかもこじんまり。けど、閉塞感はなかった。テーブルの向きや配置が関係あるのかも。
とはいえ、さすがに調理場の前のこのこじんまりシートはちょっとね…。
タイミング良かったのか、先客は若い男性1人だけだった。奥の広いテーブルへ。
先客の男性は何かをもりもり食べていた。どうやら壁の貼り紙の日替わり「弁当」らしい。
この後、先客と入れ替わりに後から来た客も若い男性。この方も弁当を注文していた。人気のようですね。1人暮らしの男性がお袋の味を求めて来るのかしら。
どうせなら宝石を飛ばして直行すればよかったかな。
とりあえずコーヒーを注文。300円とは安い! 安いけど、なかなか美味しかった。
スガシカオやB'zが流れていた。週刊誌が置いてあったので手に取りパラパラめくる。洗脳騒動の記事を読みながら小一時間。
事前にtomcatさんのブログでマッチの存在は知っていました。
帰りに1個もらった。素朴で味のある絵柄。もしや、このママさんがデザインしたのだろうか?
と思いきや、マッチ屋さんが提示した絵柄から、当時小さかった娘さんが選んだもののようです。「子供っぽいかしらね」なんてママさん恥ずかしがってましたけど、私はこの牧歌的な絵柄大好きです! 子供の頃見た絵本の中に出てきそうな…。
喫茶 けやき マッチ (2012年)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント