ついつい命令口調になってしまいましたが、個人的にドンハマリな純喫茶でした。私は常々自分のブログの存在意義に疑問を持っています。純喫茶好きの心理は熟知しているつもりです。店内がどんなだろう?と想像する楽しみ、その場で発見する喜びを奪ってしまうんじゃないかって。
できることなら、冒険心旺盛&好奇心旺盛な方はこの先を読まず、「ニューライフ千城」に直行していただきたいと思うのです。
千葉県千葉市若葉区千城台南1-3-5
いやいや遠かった。
千葉駅から千葉都市モノレールの終点まで。24分450円(高い!)。高所恐怖症の私にとっては最初は慣れないものがありましたが、空中から見える動物公園の風景を見てると旅情に浸れました。
ちなみにこの千葉都市モノレールですが、「懸垂式モノレールとしては世界最長」でギネスに認定されてるそうです。
毎度のことですが、今回も純喫茶にぃさんのブログの影響。
でも、駅に降りたときは半信半疑でした。こんなところに本当に純喫茶あるのだろうか? もしや、駅を間違えたとか。こんなとこまで来て実は間違いでした!なんてあったら、許さない!なーんて。
千城台銀座通り商店街というアーケードもなにもない大きな通りをまっすぐ歩くと5分もせず見つかります。
うかうかすると場末のスナックに見えなくもない、大変魅惑的な色合いの看板。昭和がここに!
よく見ると立体的感もあります。
店に入るなり、好みの内装に圧倒されるも、冷静に奥の空間に歩みを進めました。
うーん。困った。どこもかしこも大きな大人数用テーブルしかない。おそるおそるお店の人に、「ここいいですか?」と、どう見ても、6人掛けのテーブルを指し示すと「どうぞ!」。
サイドテーブルまで付いてます。
ナポリタンにはセットでサラダやスープが付いてきます。
そして、ここのスゴイところはセットドリンクに生フルーツジュースを付けられること!
いまだかつて経験ない太っ腹サービスに((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
(当然ですが、コーヒー、紅茶等オーソドックスなドリンクも選べます)
せっかくなので生フルーツジュースにします。でも、こんなにあっても「できない」とか言われるんじゃ…。ガッカリするのがイヤなので、事前に「できないものありますか?」と確認すると、アンズとあと2種類ほどが缶詰だけど、後は全部できると。
ならば、と、メロンジュースに。食後に出していただきましたが、メロンの味がしっかりしてます。
なぜかジュースと一緒に、「どうぞ」と女性セブンを差し出されました(笑)
帰りにお店の方にお話を伺いました。大変、人当たりの良いご夫婦(だと思います)でした。
内装は言うに及ばずですが、料理も手作りにこだわっているとのこと。そして、ホットケーキの話になりました。最近、ホットケーキを注文するお客さんが多いらしく、この日もカップルがホットケーキを注文して写真を撮っていたとか。
もしかして、純喫茶にぃさんのブログの影響大?
それもあるかもしれませんが、粉は高級なものを使い、銅版で焼いているとのこと。これは本格的です。
そして、フルーツ! 生フルーツジュースはお店のウリで、フルーツの甘さのみで砂糖はほとんど加えていないんだそうです。
個人的にはこの戸棚のフルーツのイラストがドツボでした。懐かしい。この簡略化されたオレンジと緑の色合いもノスタルジック。
勢いで、2階の貸切空間も見せていただきました。
螺旋階段が素敵です。
ぶら下がった丸い照明も素敵です。
会議室みたいですね。昔はここでお見合いをする方もいたそうです。
写真映えするよう電気をつけていただいたり、貴重なお話を聞かせていただいたり、遠くまで来て本当に良かったと思いました。
店を出てからは周辺を散策。この辺りは団地が多かったです。団地と純喫茶は相性がいいのかしら。松戸市の常盤平を思い出しました。
帰りはバスで。外を眺めていると、気分が良くなって、うとうと。目が覚めたときは終点の千葉駅東口に着いていました。
ニューライフ千城 現行マッチ (2012年)
※画像をクリックするとマッチ側面が見れます。
ニューライフ千城 旧マッチ
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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