ここを純喫茶と呼ばすして何と呼ぶ?
純喫茶のお手本のような店だと思った。
これといった欠点が特に見つからないのです。強いて言えば、駅から離れていること。JR埼京線板橋、もしくは都営三田線西巣鴨の中間、という半端な立地。
でも、だからこそ、と言うべきか。のんびり憩えるオアシスでした。
東京都北区滝野川6-36-5 太閤コーポ1F
看板はポップで可愛いフォントだが、中が見えないので入りにくい。
ところが、入口でまごまごしてると、店内から若いカップルが出てきた。ドアが開いた瞬間。サッと入りました。
白いシャツに蝶ネクタイのマスターがお出迎え。非日常空間に誘ってくれます。
ソファーが緑のベルベット。床も緑。
そして観葉植物。一面の緑で癒されます。緑色のヒーリング効果を実感中。
これで鳥のさえずりでも聞こえれば完璧…。
ところが、「さえずり」どころの騒ぎじゃない。
壁には鳥!!! 羽ばたいて大空に?
ここまでリアルだと、ちょっと不気味。だがギョッとしたのは最初だけ。慣れるとこれがないと物足りない気分になるから不思議。いいよ!いいよ!これいいよ!(癒しの空間なのに徐々にテンション上がってきた)
ちなみにレジ脇のガラスケースにも鳥の剥製が鎮座ましましております。
「10分待ちますが」と言われて出てきたナポリタン。実際はもっと待った気もするが、好みの味でした。
「コーヒーは先にお持ちしますか?後にしますか?」との確認もしてくれました。基本といえば基本だが、重要です。あー、やっぱり良い店だ。
音楽が古めの洋楽(1980年代?)なのがマスターの好みなのだろうか? キメすぎずカジュアルでもあり。
もしかしたら欠点は探せばあるかもしれないが、つかみが重要ってことで。「良い店」認定させていただきます。
唯一私以外のお客さんはおばちゃん2人組。「あら、マッチ?ちょうだい」って声が聞こえてきたのを聞き逃さず。
もちろん私もいただきました。昔は北千住店もあったそうです。
喫茶 ロリー マッチ (2012年)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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