忘れた頃無性に行きたくなる愛しの「喫茶室サンローゼ」。ゴールデンウィーク真っ只中行ってきました。同行者は初入店となるmimiさん。
ところが店内あわや満席。店員さんから「ここしか空いてませんが」。入口付近の窓際にご案内。
ただ、そう言われてもねぇ…。せっかくなので店内をぐるり一巡しました。サンローゼは席選びも大きな楽しみなんだもの。でも店員さん言うとおり、どこも埋まっていた。結局、最後のテーブルにおさまるのであった。
そんなサンローゼでのさらなる楽しみは、ファミレス並に豊富なメニューを隅から隅まで眺めること。頼まないくせに店オリジナルの変てこメニューに突っ込むのが好き。
「あれ、メニューが変わってる」
東京都足立区千住旭町3-5 駅前会館ビル2F (北千住駅東口のエスカレータを降りてすぐ)
※2017年3月28日閉店
そうなのだ。サンローゼのメニューは変わった。
ただ、mimiさんの言う「変わった」は、2008年訪問時の記事を見てのことだろう。「SR特製プディング」「チョコバナナクレープたけし風」の2品にいつ来ても「品切れ」シールが貼られていた時代のことだ。それにしても、あの超ピンボケ写真のみで違いが分かるmimiさんも只者じゃない。
ただ、その間にもメニュー改編期があってね…。
そんな話をしているうち、そのときの訪問記を書きたくなった。
てことで、ここから先は2010年の思い出話。2年程前のことだ。
このくらいガラガラなときにいつも訪問してたのだ。サンローゼに寄るのは仕事で北千住に来たときで、平日だったからというのもあるかもしれない。
「SR特製プディング」が復活してた。
2008年当時はSRの意味わかんなかったんですよね。なに、SRって?隠語?みたいな。よく考えれば分かるのにね。
何度も品切れに泣いた一品「SR特製プディング」、注文するしかない。
うーん。なんだかオシャレカフェで出てきそうなこじゃれた盛り付け。プリンは好みの固さだけど、もっとレトロなのを期待してたので、少しテンション下がり気味。
個人的な好みを語らせていただければ、脚付きの横長のガラス器(あるいは銀の器)がいいです。生クリームは絞りながらくるくる巻いて。トッピングの果物は缶詰の真っ赤なチェリー&みかん。でもリンゴは凝った細工を入れて。さらにはスプーンとフォークを紙ナプキンでくるんでたりしたら文句なし。
ごめんなさい。今は無き飯田橋「白ゆり」のプリンアラモードを思い出してノスタルジーに浸っているだけです。でもサンローゼ特製プディング美味しかった!
(現在SR特製プディングはメニューにはなし。プリンはありますが、盛り付けは違います。実物は現地へGO!)
あれ?あそこは予約席エリアだったはずでは?しっかり開放されて、しっかりお客さんもいました。
サンローゼを知ってから4年経ちますが、いまだに足を踏み入れたことがありません。
お手洗いは変わりなし。
そして、チョコバナナクレープたけし風は一度も復活することなく、伝説(レジェンド)になりました。
復活しないかなぁ…。(願望)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
nardo
…新年早々悲しすぎるニュースが飛び込んできました。3月いっぱいで、サンローゼ閉店だそうなのです…!
https://twitter.com/garaguda/status/816250313363492866
ああ、食事もお酒もいただけて夜も遅くまでやっていて、絶対に満席にならない愛しのサンローゼが。喪失感大きいです…。せめて3月までちょっと多めに通おうと思いました。
失礼いたしました…。
2017/01/04 URL 編集
エムケイ
今年もよろしくお願いします。
サンローゼの閉店は残念ですね。
困ったとき、喫茶店巡りの締めにサンローゼ、と好きなように使っていましたが、閉店までは1回1回を大切に訪問したいと思います。
そういえば、まだサンローゼでお酒を飲んだことなかったです。1回はサンローゼ呑みをしたいと思います。
2017/01/05 URL 編集