本日は足立区です。
北千住駅東口を出、エスカレーターを降りるとすぐのビル1階にパチンコ屋があり、その2階の「喫茶室 サンローゼ」に入ってみました。
東京都足立区千住旭町3-5 駅前会館ビル2F (北千住駅東口のエスカレータを降りてすぐ)
※2017年3月28日閉店
わざわざビル側面まで行ってみました。
サンプル。本物じゃないのが一発でわかる(笑)。
階段を登り2階へ。いざ入店。
入り口は狭く暗いので、スナックのようなのを想像してました。
「サンローゼの珈琲はおいしくなりました」という文字が見える。
レジを抜け店内に進むと、赤いベルベットの椅子が見える。 伯爵とかカフェ・ド・巴里風?
窓際の席からは欧羅巴風の小庭園が見える。 近所のおばさまがお茶してるので、そこは避け、更に進むと・・・。
店の中央にオアシスというか池のようなものがありました。 噴水の水が噴出してないような感じ。 欧羅巴風の彫像があり、その回りを椅子が囲んでいた。
その欧羅巴風噴水の左を見ると個室のようなのがあり、予約席の文字が。
なので左はあきらめ、噴水を越えて更に歩くと、左にも大きなスペースがあり。 どこまで奥行きがあるんだろう?
ここは店に入ってすぐに席を決めるんじゃなくて、ゆっくりと一巡してから決めるスタイルなんだね。
店に入ってすぐ、店員さんの「いらっしゃいませ」の挨拶はあったけど、席に案内されず、
「さぁ・・・お好きな席へどうぞ」と言葉に出さないけど、あうんの呼吸というか以心伝心というかで、勝手に一巡させてもらいました。
結局一番奥の席に。ここは赤いベルベットではなく、白の革(でも合皮だろう)の席へ。 禁煙席のよう。
仕事の打ち合わせ風の男2人、女2人。 一見合コンのような男女比だが、まったく色気がない感じで、ビジネスライクな会話をしているよう。
その奥にはサラリーマンが1人新聞を読んでた。 外回りのサラリーマンさぼり率高し、と予想する。
この写真からも分かるとおり、人がほとんどいません。 (着席率3割)
さて、注文でもしましょうか。
パフェ類の豊富さに舌を巻く。 ここ、すごいです。パスタ、ドリアを始めとした食事、パフェ、ケーキを始めとしたデザート、飲み物の豊富さ、ビール、おつまみまである。
さらにコーヒーのお代わり200円という安さ。
長居必至。
結局頼んだのはハニートースト(450円)、ブレンドコーヒー(200円)。
あとはトイレ。こういう店はトイレもゴージャスに違いない。
案の定、洗面所の鏡の上に「SUN ROSE」の文字がでかでかと(しかも筆記体)。
花もあり(純喫茶お得意の造花)。
トイレのドアはそれぞれ鏡ばり。
感想ですが、この店はちょっとした遊園地感覚です。 本当の遊園地を期待すると期待はずれになりそうですが・・・。
店員さんもほどほどに愛想が良く、見てないようで注文をしようとするとさっと寄ってくる。 でも皿が空いたら即座に下げに来て、「食ったら帰れ」のオーラを発する店員さんとは間逆に、頼まない限り皿も下げず、という距離感が心地良かったです。
1階がパチンコ屋なので、なんとな~く入りづらいけど、入ってしまうとどっぷり落ち着いてしまうのであった。
そして、この店でコーヒーを飲みながらふと思ったこと。
私はこじんまりした個人営業の純喫茶より、このサンローゼのように大型店舗で、コーヒーを飲むもよし、寝るもよし、商談をするもよし、読書をするもよし、デートをするもよし・・・みたいななんでもありな雑然とした店が好きってこと。
この店が北千住じゃなかったら、また来るのに・・・。 滅多にはこれないのが残念。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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