東京都新宿区高田馬場3-12-5 セブンビル1階
※閉店
フォントが寂しげです。
勝手にガランとした店内を想像(期待)してましたが、入ってみますと、入口付近にお客さんが固まってました。しかも若い人ばかり。場所柄、学生の利用も多いんでしょうか。
グレーの椅子が並び、落ち着いた雰囲気。奥の壁には山の絵。和風な要素は見当たりません。
奥行きがあり、奥はガランとしていました。
中程で、1台だけゲームテーブルを見かけたのでそこに座ろうとしたら、「奥へどうぞ」と案内されました。純喫茶マニアだと悟られるのもシャクなので、おとなしく奥へ。
小さいテーブルに座ろうとしたら、「もっと広いテーブルでいいですよ」と声をかけられ、1人で4人掛けテーブルを使わせていただきました。
この日は「平日営業の純喫茶をハシゴする」目的で都心中心に土日祝休みの純喫茶をハシゴしました。今まで行きたくても行けなかった店に立て続けに入れ大満足でした。
でも、せわしなくて疲れたのも事実です。
体が甘みを欲していたのか、フルーツサンドセットを注文。食べると、疲れも取れ、落ち着いてきました。まだ行きたい店はあったけど、さすがに7軒目。マッチでも貰って帰ろう、としますと、マスターの口から
「私も昔マッチを集めていたんですよ。段ボール一杯にしてね」。
ま、まぁ!!!
そして、「うちにはお宝があるんですよ」という話まで出てきました。
レジでお会計した後ですが、席に戻り話の続きを。厨房から年上のマスター(お父さん?)も出てきて話に加わります。
鉄腕アトムの看板が登場。
1976年から88年まで、このセブンビルの2階には手塚プロが入居していたとのこと。退去した後に置いていった看板を今でも大事にしているようです。
そうだったのか!高田馬場の発車メロディーが鉄腕アトムな理由にも納得です。(これまで特に深く考えたことがありませんでした)
当時は手塚プロ関連の人が喫茶つかさをよく利用したそうです。もちろん手塚治虫氏ご本人も。
こういう歴史やストーリーを聞くと、喫茶店めぐりがますます楽しくなってきます。初心者の頃は、コソコソ入って、コソコソ写真を撮って、コソコソ帰るのが定番でしたが、ここ最近は話し込むことが増えてきました。
再度、マッチの話に戻ります。背景画像が特徴的ですが、これは竹だとのこと。以前、店内の壁に竹が描かれていたそうです。
昔は内装も和風だったんですね。
喫茶 つかさ マッチ (2011年12月)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
まりお2
いい雰囲気の喫茶店でしたが、ここでの情報を頼りに束の間の純喫茶巡りをしたいです(笑)
2019/07/08 URL 編集
エムケイ
良いお店でした。
2019/07/15 URL 編集