季節も年も変わってしまいましたが、昨年の札幌の続きを。
これから紹介する「喫茶・軽食 ミカド」は札幌市内ではありますが、まず観光客が偶然見つけるような場所にはありません。
正直、途中泣きたくなるくらい駅から歩きました。30分以上かな?適当な駅から歩き始めたら、ひたすらひたすら住宅街。これで逆方向だったら、と思うと不安になってきました。でもその甲斐は充分ありました。この喫茶心をくすぐる外観。見た途端、一瞬で苦労は報われました。
北海道札幌市東区北21条8丁目-24
閉店
U字型の窓と可愛らしいレモン色のカーテン、オレンジの庇とミカドのフォント、看板の色合い。いちいちツボにハマります。
古くて傷んでいる箇所はあれど、心をキュッとつかむもので溢れていました。
そして、店内、かなり広いです。お客さんは私以外には常連風のおじさま1人。
マダムは奥のカウンターに埋もれて仕込みをしていました。
マッチをお願いすると、一生懸命探してくれました。最近マッチを欲しがるお客さんがいないらしく、ビニールで包装されたものを破いて出してくれました。
可愛らしいデザインのマッチでした!創業45年だとのこと。昔の喫茶店のマッチは本当に素敵です。
こういう純喫茶にこれからもめぐり合いたいな。
関連リンクにはこのミカドを知るキッカケとなった北海道在住の方のブログ記事を載せておきます。
喫茶・軽食 ミカド マッチ (2011年9月) ※画像をクリックするとマッチ側面が見れます。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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