埼玉県秩父市番場町19-8
秩父には数々のレトロ建築が残っており、以前から行く気満々だった。先延ばしにしていたがふと思い立ち、レッドアロー号に乗って、いざ秩父へ。
登録有形文化財「小池煙草店」が見えたら、左折。
すると、金文字きらめくパリーの御姿が。テンションMAX !!!!!!
入口には「業務用米穀取扱店之証」「料亭」の札。
外から見た印象では洋風でモダンだが、中は昭和30年代が色濃いニッポンの食堂風景。テーブルの花模様がなんとも懐かしい。
壁には秩父夜祭のポスターがズラッと貼られ、天井には古びた扇風機。
老紳士の隣のテーブルに座った。どうやら彼は常連のようだが、上に薬缶が乗ったストーブをテーブルにしてチューハイを飲んでいた。ほろ酔い加減のご様子。呂律が回っていなかったが、気軽に声をかけてきた。
外の食品サンプルケースに変色したクリームソーダがあったが、純喫茶というより食堂、あるいは居酒屋的なメニュー構成。ソースカツ丼が人気のようだが、気分ではなかったのでラーメンを注文した。
これといった特徴のない普通の醤油ラーメン。
だが食べ進めると、丼には「秩父パリー」のロゴ。
喫茶のジャンルではないが、純喫茶好きのツボにハマる食堂であった。
風貌は独特でしたが、ご主人は気さくな方でした。
パリーでラーメンを食べた後、別の店へ移動し美味しい珈琲を飲んだ。その話は次回の記事で。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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