能登純喫茶巡り。羽咋を出て金沢に戻る途中、中津幡で降り、喫茶店「ハーレー」に入った。
石川県河北郡津幡町字津幡ろ522-2
涼さんから教えてもらった喫茶店です。
中津幡はJR七尾線の駅で金沢に近いので、そこそこ都会だと思ってましたが、バリバリの無人駅。クマが寄ってくるといけないのでゴミの投棄をしないようにと待合室には注意書きがありました。クマが出るの? 想像以上の田舎です(^_^;)。
ここから2,099mも歩くのか…
食べログに「中津幡駅から2,099m」と書いてありました。頑張って早歩きしても30分かかる。はあ~あ…疲れた体にムチ打って地図に従い喫茶店に向かったのですが、10分位で着きました(^_^;)。2,099mもないよね。いい意味で食べログの情報は間違っていました(^_^;)
殴り書きみたいな味のある店名の「ハーレー」の看板が遠くからも目立っています。
店の前にはバイクがとまってました。
「ハーレー」はハーレーダビッドソン。オートバイの事です。
おや? こちらの看板は「ハーレ」。「ハーレー」と「ハーレ」の違いは何なんでしょう?
ドアを開けると……!
おお~! 素敵な雰囲気。
事前に涼さんから店内写真を見せていただいていて、ある程度は期待していたけど、実物はそれ以上。なんなの?素敵じゃないの…店内にうっとり。
入ってすぐのカウンターには常連さんらしき熟年男性がズラリと座っています。ハーレー好き?
カウンターの前には店名にもなってるハーレーが置いてあります。
意外にもカウンターに立つのはママさん。勝手にバイク好きの男性をイメージしていました。
奥はテーブル席。
ぼってりとした布張りの茶色の照明の重厚感。
窓辺には2重のカーテン。厚手の真紅のカーテンとレースのカーテン。どちらも甲乙つけがたい好みのカーテン。
窓の外にもオートバイがとまっていますが、そちらはハーレーではなくカワサキだとお聞きしました。
メニュー表は出てきません。
壁にメニュー表があり、ブレンドコーヒーを。
バイクには乗らないし、正直バイクに興味もありません(^_^;)。バイク推しの喫茶店はどうかなと思ってましたが、バイク一辺倒というわけではなく、インテリアにうまく溶け込む良き純喫茶空間でした。わざわざ途中下車したけど、本当に良かった。
ママさんも親切で気さく。
「どんどん勝手に写真を撮ってね」
「マッチもどうぞ」。聞くよりも前にマッチが出てきました。あっても出さない純喫茶も多いのに…レアな体験(^_^;)
マッチの表記は「ハーレー」。
外に「ハーレ」の看板があったので、ママさんに表記の違いについて聞いてみると……
「『ハーレー』はバイクの事よ」の返事で終わってしまいました(^_^;)。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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