夜の「サンゴ」
埼玉県越谷市北越谷4-20-3
あまり早く行ってもやってないだろうな…「パーラー鯉」でフロンティアを食べてから出向いた。
「ホスト募集」はしてますが、ホストクラブのシャッターはおりたまま。
「地元の黒田」は営業中。
昼間は息をひそめていた「居酒屋みみ」がその姿を現してきました。
矢印が意味を持ち始めました。
前回(2018.02)の準備中に扉の内側からチラリズムしていた看板が店の前に出ています。
夜の姿も素敵でドキドキします。
ヤバい…素敵だ…70年代テイストのアダルトな内装。
珊瑚のイメージに合わせた真っ赤な艶々ソファー。
カウンターの一本足のスツールも珊瑚。地元の男性客が3人並び品よくお酒を飲んでいました。
オレンジのペンダントライト、壁には鱗模様。カウンターとテーブルの間には目隠しにもなる観葉植物。窓には2重のカーテン。外から見えたのは花柄のレースのカーテンでした。
美しい場末さ。これを純喫茶と言わずしてなんと言おうか。
カウンターの中にはマスターとママ。
BGMはカラオケ的なインスト。テレビもついていた。
ボトルが穴から突き出ています。ボトルキープのスペースでしょうか。●(黒丸)が整然と並んでいてバー的。
アルコールを提供するから純喫茶じゃない? そんな料簡の狭さでは純喫茶巡りを心底楽しめませんよ。純喫茶だと思えば純喫茶なのです。
入って良かったのかな…緊張しながら誰も座っていないテーブル席へ。きっと地元のお客さんは皆さんカウンターに座るんでしょうね。テーブルに座ってるだけでお上りさんだとバレバレ。
特に高くもなく、普通の喫茶店の値段です。
メニューにコーヒーがある事にホッとする。
ページをめくると、食事というかスナックメニュー。
「サンゴ」の赤とシンクロさせてグレナデンフロート。
グレナデンは柘榴(ザクロ)。
ママさんと少しお話をさせていただく。
創業から50年営業とおっしゃってました(2019.02当時)。ということは、1969年? でもお店の人が言ってる創業年は大体の年数だったりしますよね。端数を四捨五入してたり。古いお店の場合、逆サバの傾向があり、教えてもらった創業年より新しい事が多い。1970年代前半なのではないかと思っている。
雰囲気を重視しているため、細かい数字にはあまりこだわりません。大体でいいのです。
いずれにせよ、高度経済成長期の良い時代に誕生したパブレストランです。
昼間に準備中だったのは、16時か17時頃にオープンする夜営業のため。「パブレストラン」ですものね。定休日は火曜日(休む事もある)。4年半前の情報なので、今は変更している可能性あり。
マッチは超素敵なデザインで悶絶。
「あなたのレストハウス」のキャッチコピーが素敵です。
側面には「北越谷西口駅前通り」との記載(画像)。
翌年、暗くなる前の明るい時間帯に2回訪問したので、次回簡単に記録します。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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