過去2回フラれた天下茶屋の純喫茶に3回目でやっと入れた。
大阪府大阪市西成区潮路1-1-2
喫茶店の少ない都市では、ある程度しっかり下調べをした上で訪問するんですが、それでもフラれる時はフラれます。
その反動からか大阪はあまり下調べをしません。適当に動いてもなんとかなるからです。
そのせいですかね、「純喫茶紫苑」に2回フラれても、さほど痛手がなく…まあ、そのうち行けるでしょ?と軽く考えていたんですが、今回大阪で純喫茶巡りをした時にたまたま天下茶屋で乗り換える機会がありまして、ふいにこちらの事が思い出されたのです。
シンバさんのコメントで、「13時まで日曜日は休み」と教えてもらってました。
行けるんじゃないの?
横断歩道を渡るとすぐ大通り沿いにある純喫茶です。
水色のカーテンを背景に、ドアには銀色で「純喫茶」の文字。ぐにゃりとしたドアハンドル。そして店名に「紫」の字が入ってる。
私は紫に弱い。淫靡で怪しげじゃないですか?
板張りの壁、クラシカルな模様の真紅の椅子。オーソドックスな内装です。
外観ほどの怪しさはなく健全。個人的にはもっと薄暗く怪しい感じが好み。
なぜかピアノがあり譜面も置いてあります。
なぜか屋根瓦が置いてあります。
純喫茶には「なぜか」が多いですよね(^_^;)。
ピアノに関しては「なぜか」は即座に解消。ママさんが弾くそうです。
さすがピアノを弾く方。BGMはクラシックでした。
紫が好きだと思っていましたが、赤の方がお好きなのでしょうか。真紅のガラスの灰皿。いい色ですね。
この前にコーヒーを2杯飲んでるので、今回は紅茶を。
「紫苑」は純喫茶でたまに見かける店名ですが、タバコの煙の紫煙(しえん)にかけているんだろうと思っていました。当て字の一種ではないかと。
しかし、いただいたマッチは「Shion」になっています。ずっと「しえん」だと思ってた(^_^;)。
「紫苑咲く 我が心より昇りたる 煙の如き うすいろをして 晶子」(与謝野晶子の短歌)
紫苑(しおん)は野に咲く可憐な花でした。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント