JR和歌山線で県境を越え、奈良県五條市へ。
奈良県五條市五條1-13-29
8年前、名手と岩出で純喫茶巡りをした時、初めてJR和歌山線に乗ったんですが、奈良県の王寺行きでした。それまで奈良県は京都か大阪から行くものだと思っていました。和歌山県からも行けるのね。いつか隣接する橋本市の純喫茶とセットで訪れたいと思ってました。
和歌山から行く方が通っぽいしね(笑)。
古都の風情のひっそりした商店街に看板が見えてきました。
立地に萌えます。
やってるんだよね?
昨日も今日も…「アスモ」。明日も? ダジャレじゃないですか!
中が見えないスモークのひっそり扉を開けて店内へ。
これぞ純喫茶! 想像以上に素敵な空間です。
薄暗く怪しげなムード漂い、私好み。
青い椅子が並び、壁には渋い古風な凧。歴史を感じます。
奥にはカウンターがあり、厚みがある表面に凝った細工のガラスの照明。いいですよ、いいですよ。
高野口のオマケのつもりで来た五條市ですが、個人的にはオマケの純喫茶の方が私の好みでした。
奥から出てきたママさんが、「コーヒー位、食事はありません」。
全然問題なし!
「コーヒーくらい」と言ってましたが、アイスティーも注文できました。
おお、純喫茶度の高いビジュアル。
店内の雰囲気に合いますね。ここまで気持ち悪い位お店を褒めちぎってますが、なんでしょうね、出だしというか初対面で好きと思ってしまうと、その後普通の事でもなんでも素敵に見えてしまいます。一つだけ苦手だったのは超旧式トイレでしたかね。くるっと引き返しました(^_^;)。
グラスの下に受け皿があり、枝豆もサービス付き。
喫茶店でサービスで付くのは、アラレとかクッキーなど乾きものが多いので、ちょっと新鮮でした。
BGMはポップな演歌。ムード歌謡。ジャンルは曖昧ですが、この空間には合っていました。
五条で入った純喫茶はこちらだけですが、足を延ばして本当に良かった。1軒だけで胸いっぱい、満たされました。
次回は五条さんぽ。風情があり歩き甲斐のある素敵な風景でした。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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