鳴門さんぽ

鳴門といえば渦潮。世界三大潮流の一つが鳴門海峡の渦潮です。

鳴門さんぽ1

観光客は鳴門駅をスルー

徳島空港から鳴門公園行きのバスは乗客がいっぱいで立ってる人もいるほどでした。この人たち皆、鳴門駅で一気に降りるんでしょ?

ところが実際は鳴門駅では自分以外誰も降りなかった。

純喫茶に毒され過ぎて一般の感覚を忘れていました(^_^;)。鳴門は渦潮が目当ての観光客ばかり。鳴門公園まで行くんでしょうね。

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「チャイム」は駅前にある事を確認してたので、すぐ見つかるだろうと、適当に歩き始めたのですが、脳内に記憶した地図と微妙に道が違う。

これは違うな、とスマホでグーグルマップを見て、駅の反対側に降りたと知り、ぐるっと回ったのです。

駅前のひっそりと寂れた裏通りにある純喫茶「チャイム」

鳴門さんぽ6

駅前なのに、ガランと寂れた一画。

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目立たない裏通り(駅前なのに?)に「チャイム」はありました。

「カトレア」という喫茶店も近くにある事は知っていたのですが、土日休み。鳴門滞在の持ち時間は3時間。この中で喫茶店3軒、パン屋1軒を回る予定だったので、動線から外れる動きは許されない事でした。

「チャイム」が凄く素敵だった事は、鳴門の一件目の記事で書きました。

次に向かう2軒目の純喫茶は「白いピアノ」

地図上では1分位の距離に見えましたが、実際に歩くとそこまで近いわけではなく、途中で気になるものを見つけてしまいました。

「キョーエイ」を中心とした駅前風景

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鳴門駅前のランドマーク(?)。そこそこ目立つ「スーパー キョーエイ鳴門駅前店」

なぜよりによってこんな微妙な色にしたんだろうか。あまり趣味が良いとは思えません。

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でも、外壁の絵巻物みたいなメルヘンな絵はちょっといい感じ。

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駐車場の看板が「ヘンゼルとグレーテル」風。

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鳴門…ひょっとしたらポテンシャル高いかも?

もうちょっとじっくりこの辺を歩いてみたかったんですが、時間は有限。次へ行きましょう!

「撫養第三公園」の近くにある純喫茶「白いピアノ」

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一見廃墟にも見える寂れた白いビルがありました。1階はシャッター、2階にダンスホールみたいな窓辺。

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ぐるっと回ると、「白いピアノ」

枯れた風情が琴線に触れる外観です。2階の喫茶店。

店名を象徴する「白いピアノ」が店内にもある、ユニークな造りの喫茶店でした。

旧撫養街道沿いの商店街「大道銀天街」

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丸いテントの「つくし」。従業員通用口みたいな裏口があったんですが、「車のお客様つくし入口」。たしかに駐車場おりてすぐだけど、ここじゃあんまりじゃないの?

ぐるっと回ると大通り(旧撫養街道)があり、こちらに「つくし」の正面入口があります。車の人もこっちからはいりたいよね(^_^;)?

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歩道はアーケード。「大道銀天街」という大きな商店街でした。イベント中だったのか人でいっぱいでした。

「大道銀天街」からわき道にそれるとパン屋「ドイツ軒」

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通りを横断し、わき道に創業12年の歴史あるパン屋「ドイツ軒」があります。

この後の持ち歩きも考え、パンを1個だけ購入。

ここまで時間配分など順調すぎるほど順調なんですが、それもこれも土曜日だったからです。予定している3軒の喫茶店のうち2軒、そしてこちらの「ドイツ軒」が日曜日は休みなので、次の日だったら惨憺たる事態に陥っていた事でしょう。

「白いピアノ」も次に入る喫茶店「ギャラントム」もグーグル上では日曜日営業扱いになってますが、実際は休みです。もっと言うと営業時間も違う。限られた時間で回るために、事前に電話で営業時間を問い合わせています。ズルい(^_^;)?

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「大井食堂」なる渋い食堂があり惹かれますが、お腹が空いてないので後ろ髪引かれながらスルー。

純喫茶と違って、とりあえず入る事ができず泣く泣く一期一会の機会を逃した食堂がどれだけあったことか……

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「パール美容室」

北松戸のしんきん通りの記事でも書きましたが、「パール」の店名は純喫茶よりも美容室の方が多いと思ってます。

ここで、次の喫茶店「ギャラントム」直前の裏通りでパンチの効いた喫茶店に出会うのです。

気になる喫茶「富士」

鳴門さんぽ31

富士山のイラストの入ったダートコーヒー。

大阪や和歌山でダートコーヒーの看板はよく見かけますが、富士山のイラストが入ってるのが鳴門式なのね。

安易にそう決定づけたのですが、その下にうっすら消えかけた別のダートコーヒーの看板に「営業中 富士」の文字。

そうか!ここは「富士」という喫茶店なのか!

鳴門さんぽ32

ファザードが凝っていて気になりますが、とりあえずは次の喫茶店に先に向かいます。

鳴門で最後に入った喫茶店「ギャラントム」

鳴門さんぽ33

「ギャラントム」カレー推しのジャズ喫茶です。

鳴門で入りたかった3軒の喫茶店全部に無事入れ、電車の時間まで少し余裕が出来ました。20分位ならもう一軒入れるかも?

未練がましく「富士」に再び

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「富士」にもう一度引き返してみました。

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釧路の某喫茶店と同じぐにゃりとしたドアノブ。

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レトロモダンな椅子が見えますが……

鳴門さんぽ37

限られた常連客向けの雰囲気です。

グーグルでは「臨時休業」になっていましたが、これは果たして現在も休業中なのか、それともこの状態が通常営業なのか初めて見た私には分かりませんでした。

国道28号線を線路沿いに鳴門駅に向かう

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「大道銀天街」に再び。時間があれば歩いてみたかったんですが、人も多いし、せいぜい歩けて5~10分なので、そのまま鳴門駅に戻ることにしました。

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なんだったか、蟻のキャラクター。

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「ビジネスホテル鳴門」と併設する「喫茶鳴門」

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下品なピンクの建物に興味を持つも、まあいいだろうここは…スルー。

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線路沿いに、「スーパー キョーエイ」が再び。鳴門駅周辺は高いビルが少ないので、結構目立つ存在です。

それにしても、なぜこんな色なんだろう。何度もしつこいですね(^_^;)。

もしかしたら、ドイツ国旗のイメージ? それにしては3色のバランスが良くないし、中途半端に緑も入ってるし、違うかな?

鳴門さんぽ44

無事12時03分発の徳島行きの電車に乗り、鳴門を後にしました。

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コメント

紅茶っちゃ

阿波おどりのせい?
徳島県といえば、阿波おどりと渦潮と発心の道場阿波くらいですね。因みに高知県は修行の道場土佐、愛媛県は菩提の道場伊予、香川県は涅槃の道場讃岐です。話が逸れました。こうして見ると、徳島県は奇抜なデザインの建物が多いですね。阿波おどりみたいに、皆さんセカセカしているんでしょうか?私は、阿波おどりの音楽を聞くと、なんでもぱっぱと仕事や家事が早く片付きます。あみこという喫茶店も阿波おどり聞きながら建てたのかしら。

エムケイ

>紅茶っちゃさん
渦潮は鳴門限定ですが、阿波おどりは徳島県全域みたいなイメージです。
(私の勝手なイメージなので、徳島県在住の人は異論あるかもしれませんが)
徳島市内の商店街を歩いていたら、ダンス教室がやたらあって、なぜ?と疑問符が浮かんでたんですが、あっ!そうだ!阿波踊りだからだと妙に合点がいきました。
なんとなく阿波踊りをダンスとは思った事はないので(^_^;)
コロナでずっと阿波踊りは中止になってましたが、今年は凄いんでしょうね。

エムケイ

>紅茶っちゃさん
徳島…奇抜な建物、たしかに他府県と比べても多い気がします。
閉店してしまった「バレンシーア」もそうですし、阿南市の「大菩薩峠」「サン・プリンセス」等。
私自身は行けてないんですが…(^_^;)
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エムケイ

ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。

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