千葉の喫茶店もお忘れなく。京成稲毛駅前の「秋桜(コスモス)」もノスタルジックで可愛い。
千葉県千葉市稲毛区稲毛東2-4-2
2015年に一度訪問しずっとご無沙汰していたのですが、高松で「純喫茶ニューアスカ」に行っ事で記憶の底を掘り起こされ、急に行きたくなったのです。
思い出すとキュンと甘酸っぱい気持ちになる。
子供が書いた水彩画をワーッと放り投げたようなカラフルでチープな色彩。童心に帰る空間です。
一見ペラッペラに細長い建物なのですが、ぐるっと回るとしっかり横幅があります。1階は「おしゃれの店マリー」。ピンクの装テントが秋桜の花を連想させますが、以前はなかったので新しくしたものなのでしょう。
階段下のショーケースには食品サンプルじゃなく、物悲しくレトロな装飾品が詰め込まれている。前回訪問時と中身が変わっていません。
急な階段を上って2階へ。
ノスタルジーの洪水!
可愛いのですが、どこか切なく物悲しい枯れ具合が琴線に触れます。現役の廃墟のような…デカダンスな雰囲気。
昭和レトロな緑の扇風機が狙っているのか天然なのか、しっくりこの場に合っています。
造花とお花…そして水中花も。昭和レトロど真ん中ですね。
オレンジ模様のオレンジ色のワンピース。
テレビの横に人形が立っているのですが、妙にリアリティーのあるサイズ感、素朴な純日本顔がシュール。
マスターによると、「服をかえている」。
このリアルさで着せ替えしてると聞くと、ロリータ的な艶めかしさを感じます(^_^;)。
2015年にお会いした時はブルーのワンピースでした。
個人的好みではオレンジよりブルーの方がいいな。ピンクも合いそう。
店名にちなんだ秋桜の絵も掛かっていますが、記憶にないので、後から追加したのだろうか。
入った瞬間、変わってないと安堵したのですが、それは私の錯覚。
思い出せる限りでも、カウンター上のボーイジョージの写真がなくなり、毛皮の女性に変わってたし、ドア開けてすぐあった秋桜の花の玄関マットがなくなっている。女の子の服も変わってますしね(笑)。細かなアップデートが日々繰り返されている。
外のテントをピンクに変えたからか、青みがかかっていた店内は今は薄っすらピンク。甘くロマンティックな感じになった。どっちもいいのよね。
こういう内装は店主のセンスがモノを言う。お金をかけたらできるものではなくて、店主のセンス100%。「秋桜」の内装は純喫茶好きのツボを絶妙についてます。密かに純喫茶巡りをして研究を重ねていたりして?
意外にも店主は男性。乙女趣味なのね(^_^;)。
クリームソーダとレモンスカッシュ。
「水は電解還元水を使っている」との貼り紙あり。
かなり頻繁に京成電車が通ります。電車が見える駅前喫茶いいですよね。
この機会にマッチを披露。初訪問時にいただいたもので、新たに見つからない限りもう無いと思います。
ノスタルジックで可愛い喫茶店。千葉では一番じゃないかな。本当におススメ!
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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