時空を超えたノスタルジックで可愛い喫茶店。
香川県高松市国分寺町新名696-1
「純喫茶 ニューアスカ」に行ってきました。
高松市だけど、最寄り駅は高松ではなく端岡っていう知らない駅。駅からは遠く、午前中8時~11時の3時間のみ営業。年中無休。
行きにくいけど、頑張れば行ける。その甲斐は充分ある喫茶店です。
大通り沿いの駐車場がある一軒家。
茂みに埋もれた「純喫茶」の看板! 香川ではよく見かける「カキ三のコーヒー」。
ドアを開けると……
ひゃあ~~!
えええ~~! 可愛すぎて困っちゃう! 朝からこんな可愛さ反則です。オレンジと紫とピンクが交じり合って靄になった色合い。ザ・ノスタルジック。
床は緑と紫の絨毯。純喫茶の紫は魅惑のカラー。艶めかしくていいよね。
パネル時計あると純喫茶度が上がる。
天井にはミラーボール。
たかがミラーボール、されどミラーボール。キラキラ✨テンション上がっちゃう! 頭の中で『サタデー・ナイト・フィーバー』の曲が流れ始めました。
踊ったり、歌ったりするの? 小さなステージもあります。
8時ちょっと前に入ったので、お客さんは誰もいなくて、ママさんから「どこでもお好きな席へどうぞ」。黄昏の2連アール窓が見える席に座ってみた。でも……
全体が眺められる中央の奥へと席替え。でも、本当はさっきの席の方が良かったんじゃないの?
別の席に後ろ髪ひかれるのは毎度の事。
BGMはウクレレやビブラフォーンの音を奏でるハワイアン。ゆるい南国ムードがぴったり。入店時は演歌だったのですが、慌てて(?)ハワイアンに変えてくれました(^_^;)。
「コーヒー、アイスコーヒー、オレンジジュース…」。ママさんがメニューを読み上げました。飲み物だけみたいね。
アイスティーをお願いしました。
「モーニングは?」
飲み物にはモーニングが付けられるのですが、朝一番に高松の商店街の純喫茶でモーニング済。遠慮しておきました。
注文して即、店内撮影の許可をいただき撮影。無粋な行動だと分かっているんですが、この後30分もしないうちにお客さんが入ってきて、やっぱり先に写真を撮っておいて良かった、とホッと胸をなでおろす。心置きなくこの場を満喫する事ができました。
アイスティーでこの可愛さよ!
サービスで付いてきた羊羹はうめ味。
ラブレターみたいなハートが飛び交うピンクのドア。
トイレのはずですが、蔦の飾りの後ろに隠れた「TELコーナー」の文字。昔は公衆電話があったのでしょうか?
見て!見て!可愛い食器棚!お花のシールが貼ってある。
食器棚と一体化した魅せるカウンター。
造花は懐かしくどこか切ない。
あら? 「ニュー」が付いてない?
創業55年。最初の10年は別の場所で「アスカ」、現在の場所に移転し「ニュー」を付けた。「古い店ほどニューが付く」と言った人がいるとかいないとか(笑)。これぞ正しい「ニュー」の使い方ですね。
内装は45年間ほとんど変えてないそうです。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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