海岸寺、海の近くの喫茶店。
香川県仲多度郡多度津町西白方1001-2
同行者がどこかで見つけ行きたがった。
しかし、食べログでは掲載保留、電話も繋がらない。普通なら閉店と見た方がいいが、Googleのストリートビューに凄く雰囲気のある外観。
やっぱり諦められない!
万に一の可能性に賭け、海岸寺に向かった。ダメだったらすぐ別の場所に移動するつもりだった。
「吾理」の看板。
どことなく宗教施設みたいな看板…
ひっそりした外観。やってるの…?
ぎゃああ~~! 嬉しい! 悲鳴を上げてしまった。
まるで夢を見てるみたい!
入る!入る!入っちゃう! 急いで入らないと閉まっちゃう!
カウンターにはお客さん。
「ママ~お客さんだよ」と声をかけ、ママさんが出てきました。常連さんが主の客層ですね。
カウンターの壁には巨大な凧。
破けてますが、その場の空気を一変するほどのインパクトがあります。
隅には空のタバコの自動販売機。
食器棚の上にはビアズリーの絵。サロメかな…
何か意味があるのだろうか…深読みしてしまう。
窓から見える木々。その先には海。
カリモクの花柄の椅子と素敵な模様の床。
アイスティーを頼んだら、一から作り始め、20分経過。気が気ではありません。「吾理」がやってない可能性を考え、たとえ無事入れたとしても、海岸寺10時47分発の電車に乗り、善通寺に行く予定だったからです。
「道路の向こう側には海があって、サーフィンの大会をやってる」
「善通寺もいいけど海岸寺もいい」
ママさんが親切に色々話しかけてくるのですが、電車の時間も迫っており、気もそぞろ(^_^;)。クーラーも効きが悪く、ぬるいし、頭がクラクラする~(真夏に訪問)
「アールグレイよ」
10時20分、無事出てきたアイスティーは分厚い模様入りのレトログラスで素敵。
不思議な店名の「吾理」の読み方は「あり」。聞かないと分かりません。でも、「吾」を「あ」と読むの?
娘さんの名前が由来。昭和51年創業。
ただ、この後こちらのお店を投稿したインスタやブログを目にする機会があり、「ごり」「われり」の呼び名も混在してます。聞き間違えたのかな(^_^;)?
帰り際にモーニングメニューが目に留まった。
黒板に白墨で書いたんでしょうか。味がありますね。ツッコミどころも…
サラダの「田中農口作」って? 健康スープって?
さようなら海岸寺。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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