和倉温泉から、のと鉄道七尾線に乗り穴水に向かった。
「七尾線」と書きましたが、七尾線以外ありません。
電車に乗る前に自転車を返却しないといけません。
レンタサイクルは七尾駅で借りたんですが、500円追加すれば和倉温泉駅でも乗り捨てできると七尾駅の観光案内所で聞いてたのでそのつもりでいたら…
和倉温泉駅の人、そんなの知らないみたいな感じだったので、「七尾駅でそう言われました」と食い下がると、七尾駅に電話して確認してくれ500円払い和倉温泉駅で無事乗り捨てできました。
次の日の羽咋駅でもそうだったけど、どうも連携がうまくいってないようです(^_^;)。
和倉温泉駅は温泉というくらいだから観光客多いだろうに、券売機はあってもなぜか穴水行きの切符が買えない。ICも不可。乗務員に列車内で申し出るそうです。
なんか凄い電車来た!
花嫁のれん電車ですって!観光列車の一種でしょうか? 着物を着た女性乗務員が恭しく出口で乗降客を見送ってました。
私が乗るのは陸橋を渡り反対側のホームです。
座席の多くがボックスタイプだったので、窓からの景色が楽しめます。ロングシートじゃなくて本当に良かった。あれは旅でなく通勤電車ですよね(^_^;)。
「かさしほ(笠師保)」という変わった駅名。ホームで咲き誇る満開の桜がきれい。
平仮名が可愛い「のとながじま」。
なかなか電車が出ないので、車掌さんに聞くと出発まで何分かあるので、少しだけ降りてみます。
のと鉄道はただの移動手段ではありません。車内アナウンスで撮影スポットを教えてくれます。
民家に食い込むような海。湾というのでしょうか。南国の海とは景色が違います。浮かれたリゾートではなく生活。素朴でいいですね。
桜、桜、桜。桜吹雪が舞っているような桜満開のホーム。その名も「能登さくら駅」
窓ガラスが光ってるので、開いたドアから撮りたかったんですが、若い男性が本格的なカメラで陣取っています(-_-;)。早くどいてよ、念を送っても動かず(-_-;)。とうとうドアが閉まって列車は動いてしまった。悔しいから睨み付けたら、ビックリした顔してました。
ギリギリ隙間から一枚撮れたけどね。「能登さくら駅」は愛称なんでしょう、正式名称は「のとかしま(能登鹿島)」駅でした。
今度は別の湾。真っすぐの海岸線も好きですが、湾曲してる方が味がある。
車掌さんが列車の後ろに行くといいですよ、と声をかけてくれた。何が見えるんだろう? 線路しかないが…
トンネルに入り電気が消え真っ暗になりました。何が見どころなのか分からずウロウロ。それは他の乗客も同じようで、本格的カメラを構えた若い男性は車内の写真を撮ってました。
真っ暗なトンネル。
イルミネーションです!
なんだかサイバーパンクみたい。幻想的な時間でした!
52分の楽しい列車の旅は終わり。
車掌さんに和倉温泉駅から乗ったと伝えると、「つこうてくだしフリーきっぷ」(1000円)を勧められました。
こんなのあったんですね。和倉温泉駅から穴水まで片道690円、帰りは穴水から七尾850円。結構オトクです。
穴水に着いたのは16時36分。こんな時間ですが、2軒の喫茶店に入る予定です。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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