期待してはいたけど、それ以上。アーチをくぐると奥に美しい空間が幾重にも連なる。神戸でここを超える純喫茶はあるのだろうか…
兵庫県神戸市兵庫区和田宮通5-4-18
「アミカ」と「凡」。
和田岬にある2軒の純喫茶。随分前にお勧めされてたけど、これまで神戸を後回しにしてたので、やっとという感じ。
残念ながら「凡」には2回フラれ手の打ちようがないのですが、「アミカ」は営業してました。
勝手に平日のみの営業だと思い込んでいたら、土曜日も営業してたのね。知ってたら、もっと早く来たのに…
入るとすぐネイティブアメリカン風のレリーフ。
えっ!これは素敵!
早くもテンション上がりまくったのですが、同行者が冷静に、「一応、全部見てから席を決めた方がいいよ」
アーチがあり、奥にも客席があるんですが、どこも素敵で迷う~
壁が鏡になってる奥の席に座ったんですが、座ってからもソワソワ落ち着かない。通り過ぎた席に後ろ髪惹かれたし、座った席からも見えるものがどれも素敵でキョロキョロ。まるで夢のような空間。
いくら空間が分かれた広い店でも、たいてい素敵なのは一部で後は雑然としてたりします。分かりますよね(^_^;)?
ところが「アミカ」ときたら!
死角がどこにもありません。どの席に座ったとしても、全部素敵なのだから!
めくるめく美しい空間が連なっているのです。
椅子も古き良きレトロなデザインが何種類もある。壁も豪奢な模様、床も素敵。
神戸は喫茶店が多いから、10年ほったらかしにしても、行ける店はいくらでもあるでしょ? そう思って後回しにしてたのだけど、神戸のポテンシャル侮れないな!
まあ過ぎた事を悔やんでも仕方ありません。今後、神戸にたくさん行けばいいのですから。
今、この場は「アミカ」を満喫しましょう。
モダンゴージャスとでもいうのかな、モダンでゴージャス。そしてセンスは関西。
関西のセンスって何? そうねえ、関西というか大阪? 後先考えず容赦なくこれでもかと素敵なものを盛り込む、やりすぎゴージャス。「マヅラ」に通じる世界観なんですよね。シンプルとは真逆。ギラギラしてるんですよね。
店名入りのメニュー立てには、これが「アミカ」? 外と同じ鷲みたいに強そうな鳥のイラストが付いたメニュー表。
ランチタイムでしたが、お腹は空いてなかったので、カフェオーレを注文.。
神戸では「オーレ」と略すんですね。
「オーレ」を注文してからも何度かママさんが日替わりのチキンライスをお勧めに来た事が印象的だった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント