これまでは序章。ここからが本番です。
(新白河→磐城棚倉)
磐城棚倉に、純喫茶にぃさん推しの純喫茶があります。
もし純粋に18きっぷのみで行こうとすれば、安積永盛で乗り換え、2時間前後かかる。本数も少ない。
それがこの白棚線だと約45分。
圧倒的にこちらの方が便利です。もちろん今回も18きっぷの範囲外ですが、740円。時は金也。この位出しても時間を買いますよ、私は(なに力説してるんだ?)
そして私がグッときたのは、白棚線がバス専用道路を走る事。
廃線した鉄道をバス専用道路にしたのだそう。これは気仙沼の大船渡線BRTと同じですね。東北は廃線鉄道をバス専用道路に転用する事が常態化しているのでしょうか。
バス専用道路というのが普段馴染みがないからか、旅情を感じました。
バス1台ギリギリの道幅、窓の外は民家や田んぼなどを走ります。そして停留所の待合所がいちいち古びてて趣があります。鉄道の駅だった頃の名残だったそうです。なんで写真を撮らなかったんだろう? とても後悔してます(-_-;)
車窓から唯一撮った写真がこれ。「ほづみ」ってなんだろう? ちょっとファンシー。
全然関係ない話していいですか?
バスの中で見覚えのあるイラストが目に留まりました。マスクをする男女のゆるいイラスト。ブログだったりネットでよく見るイラスト素材ですが、JRバスというちゃんとした会社でもフリー素材を使うんですね。なんかシュール。
「『いらすとや』だよね。作家性のないイラストレーターを駆逐したと言われてるけど」
そ、そうなんだ、絵柄は見覚えあるけど、『いらすとや』って言うんだね(^_^;)。最近では宗教二世、中二病のイラストでも話題になったそうです。
『いらすとや』の話をしながら、「温泉口」という停留所を通り過ぎ、広がる田んぼの先に湯気(煙)が見え、あれが温泉なんだろうか?等話ながら、ほどなくバスは終点に近づきます。
当初は終点の磐城棚倉駅で降りる予定でしたが、どうやら1つ手前の停留所の方が、これから入りたいお店に近い事が分かり、「浅川口」で下車。頭脳明晰な純喫茶にぃさんの臨機応変な微調整です。
停留所のそばにある電気屋さんのSONYの看板がノスタルジック。現存する会社なのに、ノスタルジーを感じます。
街路灯が!
好みのレトロなデザインの商店街の街路灯が沿道にズラリ並び、来たな!福島県に来た事を強烈に実感しました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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