この店がどうにも気になって気になって……出直しました。
千葉県東金市東金585
前回、「木村屋ベーカリー」から引き返した時も営業してはいたのですが、「きり株」のモーニングから時間が経ってなかったため、入店を見送りました。
本当、純喫茶なら迷わずハシゴするんですが、食べる系は連続できなくて困ってます。
グーグルで見た営業時間は11時~14時。日曜日が定休日。
何気にハードル高い。でも、外観の古さと営業時間の短さから、いつ閉業してもおかしくない儚さを感じる。
頑張って無理して出直しました(笑)。
電車が早く着いてしまい、「木村屋」でパンを買ってから、11時ぴったりに店の前に着くと、店主が暖簾をかけてる姿が見えた。
店主が店内に入ったのを見計らい、すかさず入店。11時ジャスト。張り切りすぎかな~?
しかし、すでに先客2人。
えっ? 暖簾出す前から入ったの(^_^;)?
純喫茶と一緒ですね(笑)。看板出す営業時間前から常連客が入る純喫茶あるけど、蕎麦屋も老舗になると、純喫茶と同じ現象があるようです。どうだ、チェーンではそんな事ないだろう?
うはっ!渋っ!渋すぎる!
ある程度期待してたけど、かなりのいぶし銀。わざわざ東金まで出直した甲斐あり。ガッツポーズ。
大きな天井扇、壁が薄いウグイス色に塗られ、どことなく日本というよりベトナムとか東南アジアの地元の人が利用する大衆食堂のよう。行ったことありませんが(^_^;)。ガランとしただだっ広さ。
今はだいぶ古びていますが、何十年か前(創業年不明)は相当ハイカラだったんじゃないかと思います。
冷房はついてません。天井扇と開けっ放しの窓から入る風が頼り。
入口は2箇所あり、もう一つの出口から女性が出前を持って出て行きました。ピンクの公衆電話がジリリリリと鳴る。寂れた蕎麦屋だと思ってましたが、なかなかの繁盛店のようです。
開店間もなく、お客さんもチラホラ入店。
パッと見、東金駅前は寂れ切って人が歩いてるように見えませんが、意外となかなか。「木村屋」同様、地元のお客さんはちょいちょい入ってきます。
訪れたのは真夏だし暑くて暑くて。温かい蕎麦を食べる気分じゃなく、もりそばを注文。大盛も勧められましたが、普通サイズで。
お蕎麦は普通に美味しかったです。感想が普通すぎますが、不味いお蕎麦を知らないので。
といいうか、これ400円。
メニューろくに見ずに注文したので、お会計の時ビックリ! これ、いつからの値段? きっと消費税以前の価格なんでしょうね。そりゃ、お客も入るわけだわ><
「蕎麦湯を出しますか」
食べ終わった頃に出してもらいました。
書くかどうか迷いましたが、結構重要な事なので書きますが、トイレはかなり年季の入った旧式。
「古いですが」と店主は慌ててましたが、本当に古い。見なかった事にして扉を閉め引き返しました……
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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