寂れた東金でも、ここはお客さんで賑わっています。
千葉県東金市東金1275
木村屋ベーカリー
せっかく東金まで来たので、「きり株」一軒だけじゃあまりにも寂しい。老舗のベーカリーがある事を知り、足を延ばしてみました。
前回の「百万弗」と「鳥忠」のある細い道をずっと歩き、踏切が見えてきたら右折。
「道の駅」はよく見るけど、「まちの駅」?
天井の上が少し凝っていますが、基本、内装でワーキャー言うタイプの店ではありません。
パンの包装もシンプル。
映えるビジュアルではありません。
ですが、ためしに3個買ってみたのですが、どれも美味しい。一気に食べてしまいました。
パンが好きで東金まで行く方なら、ここは絶対寄るべき。お勧め。
わけあって(?)再び東金に行ったのですが、1回目に買った中でも特に好きだったチーズキューブをもう一回買いました。
サイコロ状のパンなんですが、中にチーズケーキのチーズ部分が入ってるパン。
チーズケーキを食べてる気分になれる。ハマってしまいました。
メロンパンは97年変わらぬ味らしい。97年? 古いと思ってたけど、古すぎる。100年間近じゃないですか!それとも、もう100年経ってる?
「木村屋ベーカリー」は昭和元年創業。1926年なのでまだ100年経ってません。
中身のメロンクリームが美味しかったので、もし3回目があるとしたら、メロンパンとチーズキューブをもう一度買いたいです。
学校給食指定にもなっているんですね。「木村屋」のパンが食べられる東金の小中学生は幸せです。羨ましい!
テープでぐるぐる補修して使ってる看板。
「木村屋」のパンを手に、元来た道を戻ります。田舎っぽい素朴な風景。
名も知らぬ素朴な紫の野花。
これは……?なんか気になる。何がどうというわけではないけど、なんか気になる。
こばた……?ああ、たばこ。
煙草屋みたいですが、右から左に読ませるとは相当古い。
CABINの文字がありますが、もうやってないようです。
後ろは蔵になっています。
前回の「パチンコ百万弗」みたいな分かりやすいパンチはなく、ひっそりと陰の気に満ちてるけど、なぜかなかった事にはしたくない存在感があります。後ろ髪惹かれる煙草屋さんでした。
蔵と言えばこちらも。さっきの大衆酒場「鳥忠」の隣の古い建物。
あらら…ここも飲み屋のようです。しかも廃業してるように見せかけて現役のようです。
東金駅前は寂れ切っていて、どこもやってないと思い込んでいましたが、根強く昔ながらの店が営業していました。
えっ?ここにも?
行きは見逃してましたが、「百万弗」と「鳥忠」の向かいに渋い蕎麦屋がありました。暖簾が出てるという事は現役!
「きり株」のモーニングから時間が経ってないので、入店は見送りましたが、その後もグズグズ気になって気になって……
エムケイ
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