東金駅前にはパンチの効いた風景があります。
「きり株」があるのは東口。市役所や税務署など役所がある側。見どころはあるといえばあるけど、そこまで惹かれない。
東金駅の線路をまたぐ大きな陸橋を渡り西口の方がいい感じの風景でした。
緑の雲みたいなアメーバみたいな商店街のアーチがあり、東金商店街ってそのままなネーミング(笑)。その陰から、しっかり主張するパチンコの看板。吸い寄せられてしまいましたよ。
いや~パンチが効いてますねえ(歓喜)!
大きな字で「パチンコ」、店名はこれまたベタベタに「百万弗」。
一瞬、現役なのかとも思ったけど、近寄り即座に察知。ああこれはもうやってないな。
シャッターの塗装が剥げ、錆が出ています。
「娯楽の殿堂」のキャッチコピーも昭和がかって素敵です。「〇〇の殿堂」って流行ったんでしょうね。そういえば、純喫茶でも「珈琲の殿堂プリンス」なんてありました(遠い目)。
「パチンコ」の大きなネオンは2面にまたがってて、正面はもちろんキャーキャーですが、わき道派としてはわき道側が気になる。細い道に足を踏み入れると
んんん~隣もいい場末具合。焼き鳥がメインの大衆酒場のようです。
鳥の字が鳥の形になってる(笑)
隣の「百万弗」に引きずられ、ここも完全に廃墟だと思い込んでたのですが、調べたら現役でした。夕方から開くようです。
「百万弗」と「鳥忠」。この2軒だけ見ても、東金駅前のこの一帯は昔、結構な盛り場だった事が分かります。今はすっかり寂れ切ってるけど、東金という中途半端な場所だからか再開発からも取り残され、昔の栄えた時のまま時を止めていました。
エムケイ
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