どこから書いたらいいのか途方に暮れている(笑)
困った時は身近な場所を書くに限る。真夏の夜に桐生で入った純喫茶「亜露麻館」を紹介。
群馬県桐生市新宿1-13-1
桐生が身近?
たしかに家からも遠いし、どこが身近? そんなツッコミも聞こえてきますが、いちおう関東。新幹線や飛行機を使わず、思い付きでふらっと日帰りで行ける程度の身近。
後は地名でしょうか。こちらの喫茶店の地名は「新宿」なのです。
ねっ?身近に感じるでしょう?
って言っても、住所を頼りに「この辺だろうか…」と何度も行ったり来たりして、やっと見つけました(-_-;)
暗くなってたのもあるけど、駐車場の奥にあるのです。
しかし目立たないながらも、絶対ここは素敵だと確信させるオーラは滲み出ていました。実際に中も……
樫の木が生えています!
天井まで届く高い木です。
素敵。しっとりと雰囲気があります。
所々目隠しのパーテーションがあり全体像が撮れないので、写真ではもやっとしかお伝えできませんが、実物の方が何倍も素敵。裏切りません、約束します。
念の為にお断りしておきますが、店内写真は帰り際にまとめて撮っています。入店時はとにかく必死でした。
カウンターには上品なママさん。
私の姿を見ると、少し慌てながら、「18時までだけど30分なら……」。
すでに営業時間が終わり、常連さんとのまったりタイムにお邪魔したようなのです。18時40分でした。道理でやけに暗いはずです。
ここまで結構歩いたし、身近とはいえ桐生は遠いし、なによりもこんな素敵な店内だしね。門前払いされたら立ち直れない。なにがあろうとも入らずにはいられません。入れてもらえて感謝しかない。
「コーヒーだけですが」
大丈夫!入れただけで満足。
「こちらへどうぞ」カウンターの隅っこに案内されました。
結構広いし、テーブル席もいっぱい空いてたのですが、営業時間終わった後だしね。贅沢言えない。
でも、そのお陰で窓の美しい薔薇のステンドグラスをうっとり間近に眺めることができました。
夜になり昼間よりは涼しくなったとはいえ真夏の桐生。歩き回り体は火照っていたので、ホットコーヒーの気分ではなく、アイスコーヒーをお願いしました。
この喫茶店には青の印象があります。
青い目の猫もいる。
獲物を狙ってキラリ光る目が野性的かつミステリアス。魅力的です。
尻尾の先にはランプシェードがぶら下がっています。宝石のようでもあり、幻想的な青。
マスターが作ったものなのだそう。実際、店内の装飾品の多くがマスターの作品で、窓の薔薇も、青いステンドグラスのライトもマスター作。芸術家です。だからこそこんな素敵な内装を創り上げたのでしょう。
たしかこの絵もマスターが描いたとお聞きしたような。
蜥蜴の灰皿。
少々の毒気あり。一筋縄ではいかぬ芸術家だったんでしょうね(^_^;)
マッチももらった。3個で一つの絵になります。こちらもマスターのデザイン。
「3個も?」。一応形ばかり遠慮しておきましたが、「まだたくさんあるから大丈夫」との言葉を真に受け、しっかり3個いただきました。
あと、常連のお客さんの畑で作ったというキュウリもどっさりお土産。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
紅茶っちゃ
2022/11/16 URL 編集
エムケイ
新宿京王モールの店に一度だけ入ったことあります。
場所がいいからか、まあまあ高かったような……
友人からモーニングが美味しいと聞いたことがあり、モーニングで再訪問したいと思ってるんですが、なんか面倒くさくなってる(笑)
サニーサラダに虫。
なかなかトラウマになりそうですね。
そういえば、私も某喫茶店でハンバーグにGが入っててビックリ仰天したことあります(^_^;)
作り直しますと言われましたが、動揺して、店を出ました。
ところで「亜麻亜亭」の読み方がイマイチ分かりません。
「あまあてい」? でも、なにかに、「あまてぃ」とも書いてあったような気も。
2022/11/16 URL 編集