なんでか分からないけど超ツボにハマる団地喫茶「カトレヤ」。
ずっと頭の片隅にあったのですが、8年ぶりに再訪問。
千葉県千葉市若葉区みつわ台3-7-5
千城台はご存知ですよね? 千葉都市モノレールの終点。
この日、久しぶりに千城台に行った。お目当ては「ニューライフ千城」。あの素敵な場末看板が建物に埋め込まれてから初の訪問。実物を見るまではガッカリするんじゃないかドキドキしたけど、案外しっくり馴染んでいてホッとしました。変わらぬレトロモダンな店内でモーニングを楽しみ、モノレールで千葉に引き返す途中、ふと「カトレヤ」の事を思い出し、みつわ台で下車。
「ニューライフ千城」も素敵ですが、こちらも素敵なのです。
みつわ台は団地のために駅を作ったのでは?と勘繰ってしまうほど駅下りてすぐ団地。
純喫茶「カトレヤ」は、団地内の「みつわ台名店街」にあります。
「カトレヤ」の向かいには、緑と黄色のツートーンの装飾テントの建物があります。8年前は商店街にさほど関心がなかったので、気付きませんでしたが、これ可愛いよね?
ゆるいカトレアの花のイラスト。
心が汚れているせいか卑猥な形に見えてきます……
ドアには黄色のビニールテープで「カトレヤ」。
変わらぬルックスに感動すら覚えます。
旭の「ダンダン」と同じ模様の床。
窓辺にはなぜかギター。
入店時、ギターのそばに若いカップルが座っていました。
ショーケースにもギター。
アコースティックギターにこだわりがあるようです。
BGMはギターではなくクラシック音楽でしたが、この空間のムードに合っていました。
「予約席」には、ついさっきまでお客さんが1人で座っていました(笑)。
常連のお客さんの専用席なのかもしれません。
う~~ん、やっぱりいい!凄くいい!
何がいいのか分からないけど、とにかくいい!
壁の赤の帯みたいなライン、渦巻き模様のライト、床など。内装に純喫茶的な見どころはあります。でも、この程度なら珍しくありません。
そこじゃないんですね。内装はそこまで重要でない。
やっぱり雰囲気?
8年前にも感じたけど、ゆるいシュール感。薄暗いひっそり感。ありそうでなさそうな得難い雰囲気。唯一無二だと思います。
カルピスみたいなグラスで水。
「ニューライフ千城」の遅いモーニング(12時迄)でランチを兼ねてしまったため、飲み物を注文。
ママさんが店を出て行ってしまいました。
足りないものを調達しに行ったのだろうか?
レモンスカッシュとソーダ水。
何を買ってきたんだろう…レモン?
コースターは薔薇のフェルト。
お会計をしようとしたら、またもやママさんが消えた(笑)。
しかし、これは呼び鈴↓を鳴らすチャンス。
…と思ったら、カウンターの前の席で休憩していました。気配の消し方が秀逸。いいですよ。喫茶店では放っておいて欲しい私にとっては最大のおもてなし。
そういえば……
壁ののぞき穴はどうなっているんだろう?
8年前に衝撃を受けたのぞき穴の行方が気になり、探してみると……
しっかりと塞がれていました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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