富山に行ったら絶対行く!長年の憧れだった純喫茶。
富山県氷見市中央町11-29
行ったのは2年前ですけどね。コロナ禍の初年度2020年。
当時は疑問を感じつつも自粛をするしか術はなく、近場の純喫茶ですら犯罪者になった気分で訪れていました。ましてや遠征なんて……
しかし、そろそろいいんじゃない? 冬になる前に富山行を決めました。
あれからなし崩し的になってますが……
では、これから富山行の一番の動機になった純喫茶「モリカワ」を紹介。
氷見駅から延々歩き、寂れたアーケード商店街に純喫茶「モリカワ」はあります。
建物に直・金文字の「モリカワ」、角丸の作り付けのショーウィンドウ、中が見えないスモークの扉。
ショーウィンドウの中身が狙った感じのレトロポップ調ではありますが、完成度の高い外観にときめく。うっとり。
これが「モリカワ」の世界です。
壁が中華テイスト。西陣織みたいな高級感のある布地がパッチワークみたいに張ってあります。
凄い!凄い!
これが長年憧れてた「モリカワ」なのね。氷見まで来れて感無量です。
しかし、お目当てにしていた純喫茶ですが、前日は行くのをやめようと思っていました。
ずっと黄ばんだ壁、年季の入った黒い椅子のイメージを抱いていたのに、前日に念の為と営業時間をネットで検索してしまった。そして、見てしまった…きれいになってる!カフェっぽい店内! もっと早く行くべきだった…遅すぎた>< 「モリカワ」はもはや純喫茶ではなくカフェになってしまった。前日の夜、どんより落ち込んでいました。
たしかに天井は白く、椅子が新しいものに変わってる。でも実物だと、それがあまり気にならない。
元の純喫茶度が高いので、多少の改装では揺るぎません。神棚もあるしね。きれいなのに場末です(笑)。
前日に見せられた写真は踏み絵なのかも。本気ぶりを試されたのでしょう。諦めずに来て良かった。
『笑ゥせぇるすまん』コーナーもあり。多分、ここも以前は他の壁と同じ中華パッチワークだったんでしょう。
氷見は藤子不二雄(A)のふるさと。街中には忍者ハットリくんのモニュメントなどキャラクターが溢れています。
ホットドリンク、アイスドリンク、デザート、スナック
4つの部門にグループ分けされたメニュー表は、これぞ純喫茶! 完成度が高い。紙製でメニュー名と値段は手書きなのですが、どなたが書かれたのでしょう? 字がきれい。
ちょっとデザインが違いますが、愛知県津島市の「エリーゼ」のメニュー表と雰囲気が似ています。
特製メニュー欄、営業時間・定休日欄もあり、店側が自由に書き込めるので、業務用なんだと思いますが、その割に他で見た事がありません。
「モリカワ」では何を注文するか決めていました。
ホットケーキです。
「日本で2番目に美味しいホットケーキ」だと純喫茶にぃさんから勧められていました。
日本一じゃなくて2番目というのが逆にリアルでしょ?
これで400円。安いですね。
すでに柔らかくなってるバターを塗ってからカット。
う~~ん、メチャクチャ美味しい!!!
純喫茶にぃさんが2番目と太鼓判を押すだけあります。2年前に食べたので、どこがどうとか細かい事は覚えてませんが、とにかく美味しかった。一気に食べきってしまいました。
当時書いたメモを見返すと、「★表面カリカリ、見た目よりみっちり。ママの焼くホットケーキ感あり」。※★は最上級評価
コーヒーカップはカフェっぽい感じ。味は普通に美味しかったです。
マスターが何度か2階にコーヒーを運んでいました。2階に麻雀屋でもあるのだろうか?
フレンドリーでウェルカムなのに、お喋りじゃなく、非常に感じが良いマスターでした。
平仮名とカタカナの表記が混在してて、店名をどちらにするか迷ったけど、外観の印象に大きく影響する「モリカワ」を採用。マッチはこだわりのなさそうなフォントの「もりかわ」でした。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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