ホットケーキが美味しい純喫茶・浅草編。
東京都台東区浅草1-23-8
「スプーンハウス」がカフェ寄りなのに対し、こちらは純然たる純喫茶。
鳩のロゴマークが可愛いし、八角形の背の低い看板も愛おしい。ショーケースにもつい見入ってしまうし、モスグリーンと白のツートーンのテーブルも、隅から隅までグッとくるポイントだらけ。
今は無き築地の名喫茶「ひよ子」といい意味で印象がかぶる。なんか似てない?
昭和2年。昭和は昭和でも群を抜いた古さ。1927年、創業75年。「ひよ子」も凄く古かったけど、さすがにこちらの方が古いのかな?
ホットケーキ抜きでも積極的に訪れたい純喫茶です。
本当ならもっと入りたいのですが、観光地ならではの人の多さ、元々のハトヤの人気もあり、満席だったり混んでたりで、いざ来ると入れない。平日ならどうか知らないけど、私が浅草に行くのは、もっぱら週末。
この日も多分無理だろうなあ…ダメ元で中を覗き込むと、席が空いてる!
この機会を逃してはなるものか!すかさず入店。デジャブ(^_^;)
「ハトヤから六区の朝が明け始め」
この俳句、大げさではないかも(^_^;)。
ショーケースの中に、ハトのロゴ入りカップとは別に、AMERICAN COFFEEと文字の入ったアメリカンなカップ。もしやアメリカンコーヒーを頼んだら、このカップで出てくるのだろうか?
果たしてその通り!アメリカ国旗!
単なる見本じゃなかったんですね。ブレンドとアメリカンでカップを使い分けてるんですね。
ほどなくお目当てのホットケーキ登場。
こんがり均一に焼けた美しいキツネ色。どこに出しても恥ずかしくない完璧な焼き色です。
2枚重なってるのですが、直径が大きい。これで600円は安い。
浅草は観光地なので、喫茶店も観光地価格の店が多いのです。良心的。
随分前に一度しか食べてないので、美味しい記憶は残ってますが、どんな味だったか覚えてません。味…まあ、ホットケーキの味なんですが、そこには店ごとに細かな違いがありましてね。
紙ナプキンをほどくと、ハトのロゴが出てきました。
中がモチモチ。美味しいーー!基本オーソドックスなんですが、極めてます。ひゃあ~~!やっぱり美味しいーー!
無心に食べ尽くしてやりましたよ(笑)。
ホットケーキを注文するお客さんは他にもいました。
2人の若い男性客。コーヒーが2つ、ホットケーキは1つ。
どちらがホットケーキ食べるのかしら?
「取り皿を出しますか?」とマスター。
2人で仲良く半分づつ分け合って食べてました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント