ファザードには可愛い女の子。
千葉県市原市白金町2-35-18
まず八幡宿西口。
初めて八幡宿で降りたときから駅前風景が変わっていません。1階が不動産屋と喫茶店「コア」のビル。かつて2階には「セピア」という喫茶店があり、もう閉店しましたが、一度だけ入った事があります。当時は3階に怪しげなレンタルルームがあったのですが、今はキャバクラになっています(これもまた…)。
途中で何度も小湊バスが通り過ぎる。姉ヶ崎行きのバスと「埋立入口」というバス停。1月に閉店した「ふじね」のある京葉臨海工業地帯の延長線上なのですね。特別レトロというわけでもなく、古いのか新しいのか微妙な街並み。中途半端で無機質なのですが、なぜか市原市の風景は懐かしく切ない気持ちにさせられます。
「ニューアイフル」まで駅から遠いので、哀愁の時間が増えます。
女の子をファザードに使うとは、思い切ったものです。
今は無き「ふじね」を始め、五井「マウス」、そして、今回紹介する「ニューアイフル」。千葉県にしては珍しくパンチの効いた外観が市原市には多い。
夜はカクテルハウスになるようですが、さすがに今は深夜1時まではやってないと思います。
80年代後半~90年代のカフェバーみたいな薄暗い店内。
J-WAVEっぽいラジオが流れています。
昼間でも混沌としていて夜寄りの雰囲気。夜が本番なのでしょうか。
2階にも客席がありますが、今はもう使っていない、との事。
マウスシールドをしたママさん登場。
桜エビのうどん
セットで選んだオリジナルスカッシュは、ライムをジンジャーエールで割ったもの。グラスにはハイネケン。やはりカフェバーっぽい。
コースターはジョニーウォーカーのブラックラベル。
トイレに入り席に戻る途中で、レジ前の棚のマッチを発見。
「いただいても?」
「古いマッチで電話番号も古く……」から始まり、
「昔は髪の毛が長かったから…」
えっ?
「私なんです」
ママさんがご自身をモデルにロゴとしてデザインし、マッチにもなり、外観の大きなファザードにもなっている。
只者ではないママさんです。
昔は他にも店があり、会社もやっていたそうです。結構やり手なんですね。
「この辺では一番古い」
果たして本当なのでしょうか? 皆さん、よくおっしゃいますが、実際はもっと古い店があったりしますよね(^_^;)。39年営業してるそうです。
エムケイ
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