ときわ台の「珈夢居」が閉店していました。
東京都板橋区南常盤台2-14-1
閉店
最近、閉店の後追い記事が多くなっています。
出来る事なら現役のうちに書きたい、と思っているのですが、近場の喫茶店は実際に店に行く方が早いので、ブログは後回しになります。
そして、閉店した事を知り、慌てて書き残しておこうと足掻くのです。
駅からは少し離れ、奥まった住宅街。途中、緑も多い。板橋区は23区でも外れだな、そんな事を思いながら、店に向かい、こんな所に!と驚きました。
外観は古き良き珈琲専門店らしいビジュアル。
初めて訪れたのは10年前。2012年4月。
当時はこの程度の感想ですが、今だと実にトーアらしい典型的な外観だと思います。高円寺の「なかむら珈琲店」とも似てます。
これもトーアの看板ですね。
コーヒー豆の販売をしている店が多いのもトーアの特徴。
メキシカンハットをかぶったトーアおじさん。
トーアおじさんは、コースターやお手拭き、メニュー立てにも登場。小さくてよく見えないのですが、もしかしてストローにも?
しかしメニューおじさんはどこからどう見てもトーアなのに、「カムイコーヒー」を名乗っています。
「珈夢居」は奥行きがかなりあり、入口に座ると奥は見えない、奥に座ると入口が見えない。最低2回訪問する必要があります(先日の「でんえん」の記事でも同じ事を書きました)。
初訪問も含めて3回訪問していますが、内装は10年前から変わっていなかったように記憶してます。
店内はお客さんで席が埋まっており、こんな奥まった目立たない場所なのによく入ってきたなあ…自分の事は棚に上げそう思いました。
お店のマスターがどんな方だったか? ザ・喫茶店のマスター的な風貌だったような気もしますが、すみません、やっぱり覚えていません。
壁に付いてる飴色の照明は閉店後に村田商會さんで販売。
卵サンド(ハーフ)250円、アイスドコーヒー400円、ウィンナーコーヒー450円
本日のサービスコーヒー コロンビア420円
店頭にお勧めのあったアイスドジュニア
見た目はウィンナーコーヒー風でしたが、それにしてはミルクが多過ぎ。
メニューの「冷たいミルクコーヒー」の説明になるほどと思った。
「若者にうけています」の推し文句が地味にツボ。実際に、若い男性のお客さんが注文していました。
夏の暑い日、甘み増しの冷たいアイスドジュニアがとにかく美味しく、スーーっと一気に飲み干してしまった。
メニューにあったオーストラリアコーヒー、ジョッキコーヒーが気になり、次に来たら頼んでみようと思っていたのですが、残念3年前の訪問で最後になってしまいました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント