【阿佐ヶ谷】名曲喫茶 ヴィオロン

阿佐ヶ谷スターロードの奥の完成された世界。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン1

名曲喫茶 ヴィオロン

東京都杉並区阿佐谷2-9-5
名曲喫茶 ヴィオロン ホームページ

純喫茶巡りを始めた初期から、名曲喫茶は自分の中で別格でした。

飲み物や食べ物よりも、主役はクラシック音楽。時にはお客よりも音楽の方が立場は上。媚びぬ姿勢に痺れる。

ジャズ喫茶にも通じる世界なのですが、名曲喫茶の方が内装は飛び抜けています。純喫茶度が高い。古色蒼然たるクラシカルな内装は、クラシック音楽を引き立てる舞台装置なのです。

前回国分寺の「でんえん」の記事を書くにあたり、2日連続で都内の名曲喫茶を回るという酔狂な企画を行ったときの記事(2011年)を読み返したのですが、8軒の名曲喫茶が11年経った今も全部現役!

これは驚異です。

しかもただ残っているだけでなく、当時とスタイルがほぼ変わっていない。大掛かりな改装もなく、店内風景もそのまま。

改装して昔の面影が少なくても残っているだけで嬉しい。そんなのは欺瞞だと思ってます。黄金期の純喫茶の内装を保っていてこそ心がときめくのです。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン2

「名曲喫茶ヴィオロン」も、久しぶりに訪れたのですが、店内は変わらずそのままでした。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン3

16時半に訪れたのですが、17時までと告げられ、残り時間は30分。普通の純喫茶なら充分な時間ですが、名曲喫茶の場合だと物足りない。

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クラシック音楽を聴く。

この点に関して、前回の「でんえん」よりも、ランクが上です。

掘りごたつのようになった半地下とコの字型の1階席が、正面のスピーカーを囲んでいます。

普通の喫茶店と比べ自由度は少なくなりますが、世界観の純度は保たれます。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン14

会話は控えた方がいいでしょう。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン15

メニューは基本限られた飲み物だけ。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン16

壁に「特製ラスク」の貼り紙があったのですが、これは新メニューだろうか?以前は無かったような気がします。

物は試し、コーヒーと一緒に注文。

店員さんは東南アジア系らしき女性。たしか前からいる店員さんだと思いますが、明るく軽快な接客が心地よい。隣のタイ料理店の「ピッキーヌ」もオーナーが一緒のようですし、関係があるのだろうか。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン17

ラスクって、これ? 結構な量です。てっきり小皿に1・2枚程度だと思っていました。300円ですし。

1枚だけ食べて、残りは持ち帰りました。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン18

女性のイラストのロマンティックな伝票も変わりがありません。

外は雨、薄暗い夕方。

劇場のような空間で重々しく流れるクラシック音楽。コロナ禍だからか、時間が残り少ないからか、先客1人。

見知らぬ1人のお客さんと音楽と空間を共有する。勝手に一体感を抱いています。

徐々に気分が盛り上がっていきます。まだまだここに居たい……

お店の人はどうやって17時で終えるのだろう? 10分前に「カノン」が流れてきました。「蛍の光」のようなものです。これが流れると有無を言わさぬ雰囲気になり、帰り支度をしなくてはという気になります。

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン19

30分は短い。良い意味での物足りなさを感じながら、店を出ました。また来なくては……

(訪問:2021年秋)

名曲喫茶 ヴィオロンのマッチ

阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン・マッチ

利用金額

  • コーヒー 450円
  • ラスク 300円
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