やっと来ました。「名曲喫茶 でんえん」
東京都国分寺市本町2-8-7
入り口の看板からして素敵なのだ!!
入店します。うっすら中が見えるのが心憎い。
入った瞬間の驚きといったらなかった。ある程度は内装を写真で知っていたつもりだったけど、実物はリアルなのです。
全体の造りはL字型というより逆L字。
L字の理由:入り口から突き当たりまでが当初のスペース。ところが入りきれないお客さんが並ぶようになり、元自宅だったところを後から追加した。それゆえ突き当たりから左へ折れたところだけ新しいのです。
入り口からすぐは昔懐かしいもので溢れ返ってて、雑多な感じなのに調和してて不思議な感覚に襲われます。(照明を落としてる)
誤解されることをおそれずにいえば、ちょっと「邪宗門」テイスト。
そして突き当たって左へ折れるともう少し新しい感じで照明も明るめ。
私は入り口付近の雑多な空間に座りました。
「新津行」に注目。
同じように「有田行」もあります。SLについていたものを購入したようです。ときどきマニアの方から「3・4万円で譲ってほしい」と言われるようです。(購入価格は500円らしい)
チーズケーキとブレンドを注文しました(800円)。
チーズケーキは酸味がいい感じにきいてておいしい。よ〜く見ると、珈琲豆のテーブルなのです。
気になってた天井の照明は手作りだそうです。中心がサラダボール、脇は1升瓶なのだとか
そしてこちらの青い照明は洗面器でのお手製。
こういうのは本当に大好きです。
名曲喫茶の中でもひときわ見ていて飽きない内装です。
音楽はCDとレコードの両方。会話もできます(ママさんが素敵で30分くらいお話しました)。
名曲喫茶内での会話:店によって会話禁止もあれば、ほどほどならOK、あるいは全然OKとあります。吉祥寺バロックはせいぜい注文時くらいで一番厳しい。渋谷ライオンも禁止ではないけど、小さい声とのことで実質会話できないのと同じです。高円寺ネルケン、荻窪ミニヨンはある程度会話できます。
純粋にクラシックを聞く目的だけなら渋谷「ライオン」や吉祥寺「バロック」の方が向いてます。
ただここの懐の広さ、えもいえむくつろぎ感はピカイチ。
国分寺、また来ようと思った。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント