【三河三谷】ボルボン

ボン」じゃなくて「ボン

三河三谷・ボルボン1

ボルボン

愛知県蒲郡市三谷町東前61

「ボルボン」との出会いは偶然

この喫茶店はたまたま見かけました。

一々書くと言い訳がましく(?)聞こえるかもしれませんが、私にとっては非常に大切な事なのです。

硯橋のY字路の右の通りの散策をしてて、徐々につまらない風景になっていき、そろそろこの辺で引き返そうとしていたときに、喫茶店ぽい建物が見えてきた。

三河三谷・ボルボン2

ただ、そうは言っても、喫茶店とも何とも書いてないし、店名もない。

閉店したものの、看板だけ取り外しそのまま放置してる元喫茶店なんじゃ?

そういう元喫茶店よく見ますよね。

それにしては荒れた感じは微塵もなく、手入れが行き届いてる。う~~ん(-_-;)???

三河三谷・ボルボン3

ドアの横には「営業中」。

ダメ元でドアを開けてみることにしたのです。

営業中のはずが誰もいない

三河三谷・ボルボン4

喫茶店じゃないの!しかも、奥行きがあってそこそこ広い。

三河三谷・ボルボン5

でも奥はスナッキー。棚には酒の瓶、カラオケのセットがあります。

しかし奥を見なければ充分喫茶店だし(幸いにも奥行きがある)、せっかくの三河三谷だし、ここで喫茶したい、と思ったのですが、お店の人がいない。カウンターの奥が自宅っぽいので、大きな声で呼んでみたのですが、返事がない。

仕方なしに一度店を出て、つまらない風景の先を歩いてみたところ、別の喫茶店「斗斗(とと)」があったのでそこに入り、公園を見つけてだらだら歩いてみたり。そろそろいいかな~と戻ってきたら、お店の人がいたという次第です。

再び入店

三河三谷・ボルボン6 三河三谷・ボルボン7 三河三谷・ボルボン8 三河三谷・ボルボン9

極めてオーソドックスな内装。

メニューを渡され、その中に「フラペリッチ」というのがあったので、どういうものなのかママさん(?)に尋ねたところ、「なんだったかしら?」という返答。

三河三谷・ボルボン10

レモンスカッシュを。

三河三谷・ボルボン11

当たり前のように、お菓子が付いてくるのも愛知喫茶の特徴。

少ししたら、ママさんが戻ってきて、「これがフラペリッチです」とメニュー写真を見せてくれた。生クリームが乗ったアイスコーヒーのようなもの。いわゆるコーヒーフロートですね。

三河三谷・ボルボン12

伝票の裏には共和コーヒー店の印刷。

三河三谷・ボルボン13

もしや店名入りかもとひっくり返してみたのですが、店名はなし。

マッチから店名を知り、商工案内図の誤字も知る

三河三谷・ボルボン14

マッチはありました!

ここで初めてこちらの店名が「ボルボン」だという事を知ったのです。前半で偶然をしきりに強調したのはこのためなのです。

誤「ボンボン」→正「ボルボン」

三河三谷・硯橋Y字路

ボン」だと思い込んで入ったら「ボン」だった、ではなく、店名も知らずたまたま入った喫茶店が「ボン」だった。そこから住所を地図で確認したら、商工案内図が間違えて、「ボン」と書いてたというオチ。

ややこしいでしょう?こうやって書いてる私自身が時々混乱して、ンだったか、ルだったか一々確認してますからね。

語呂が良いから、「ボンボン」になってしまったのだろうか。お店の人は商工案内図の事をご存知なのかしら(^_^;)?

「ボルボン」の創業年を推測

三河三谷・ボルボン15

「蒲郡三谷ユーキチ前」という表記がありますが、現在目の前は「ドミー三谷店」というスーパーマーケット。

「ユーキチ」は「ドミー」の前身。

会社沿革を見ると、昭和52年3月にユーキチ三谷店開設、平成元年3月ドミーに社名変更。

ここから察するに、「ボルボン」のオープンは昭和52年3月~平成元年3月以前だという事になりますね。

利用金額

  • レモンスカッシュ 450円
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