姉ヶ崎の風景は基本退屈なのですが、かつて久留里街道には高度経済成長期の風景が残っていました。
その筆頭がこの背の高いドライブインみたいな看板。
パンチが効きまくっています。
「レストラン」「HOTEL」の文字と、宙に浮かぶ「KEY COFFEE」の文字。ド直球でド昭和!
夜になると、ネオンがギラギラと発光し、ドライバーを誘惑したに違いありません。
初めて見たときは、こちらが「レストランふじね」の看板だと思い込みましたが、位置的に、「ホテルタカザワ」の看板だったみたいです。
2019年8月には、「レストラン」「HOTEL」の文字が取れてなくなり、今年は看板そのものを見つけられませんでした。撤去されてしまったのでしょう。
「タカザワ」にはレストランもあります。
隣駅の長浦にも、「ホテルタカザワ」があります。6年前に「ふじね」を訪問した後、長浦も歩いているので、次回は長浦について書きます。
「タカザワ」の少し先の京葉臨海工業地帯には「レストランふじね」。
前回書きましたが、昭和32年頃以降に埋め立てた海岸線跡の川が手前にあります。
かつては「ステーキ」「しゃぶしゃぶ」「フランス料理」「COFFEE」の縦並びの看板と、ラブホテルの誘導看板みたいな矢印&inもありましたが、再訪問したときは無くなっていました。
6年前の方が、よりドライブインっぽい外観だった。
久留里街道の風景は少しづつ変化していきましたが、「ふじね」の閉店後、風景は一気に無機質になっていくに違いありません。
エムケイ
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