【豊田市】コロンボ 本店

サンパール」を出て10分程歩きこちらへ。創業52年、半世紀超えの老舗喫茶店です。

豊田市・コロンボ 本店1

コロンボ 本店

愛知県豊田市高上1-17-7

第一印象は、えっ!ここ?でした(笑)

なんか綺麗っぽいというか改装の匂いがプンプンしていて、これは一足遅すぎたか…少しテンションが下がったのですが、ファザードの「コロンボ」のフォントに良き時代の趣があり、ドアにも店名がある。

とりあえず入ってみることにしたのですが、テンションは低い(^_^;)

レジ前では野菜やポインセチアを販売

豊田市・コロンボ 本店2

えっ!これ喫茶店?

段ボールの上に野菜が置いてあり値札が付いてる。産地直売所かなんか?

豊田市・コロンボ 本店3

おおっ!ポインセチアの鉢植え。

季節外れだけど、余程ポインセチアが好きなのね…と思ったら、こちらにも値札が。

もう、ここ喫茶店じゃないじゃん!

が、鉢植えの横に「モーニング」の貼り紙。喫茶店でいいのね?

お好み焼き屋?家みたいな小上がり

豊田市・コロンボ 本店4

しかし、ここも喫茶店らしくない。畳敷きの小上がりがあり、電気は家っぽい。

ん~~引き返すべきか…

天井に広がる梁の喫茶空間

豊田市・コロンボ 本店5

諦めないで良かった(笑)。しっかり喫茶店です。

豊田市・コロンボ 本店6

天井には梁が広がってて雰囲気が変わる。

実はこちら見どころが多い喫茶店なのです。

人によっては序盤から一気にハマってしまうかもしれませんが、私の場合、その良さに気付いたのが中盤以降だったのです。テンションの上がり具合に個人差が出る喫茶店だと思います。

広い店なので良いポイントが分散しているのです。

思えば伊勢市の「若草堂」もそうでしたね。夜入ったときはピンと来てなかったのですが、後日昼に入ったら、ときめきMAX!キラッキラのキラキラ。ハートマークが飛び交う騒ぎでしたが、夜だけだったらテンション低いまま終わっていました。同じ店でもタイミングに差があります。

豊田市・コロンボ 本店7

「若草堂」を引き合いに出しましたが、こちらにも「若草堂」にぶら下がっているような貝の飾り物。

もう、ここまで来れば安心(笑)。「コロンボ」で喫茶することにしましょう。

お食事をしているお客さんが多く(男性1人客多し)、お店の人(喫茶店の店主にしては若い)から、「お食事ですか?」と聞かれるのですが、ついさっきハヤシライスを食べたばかりなので、飲み物と答える。

メニューの写真は撮ってないのでありませんが、古い喫茶店にしては珍しく若い感性に溢れていました。

豊田市・コロンボ 本店8

コーヒーを。柿ピーのおつまみが付くのは愛知デフォルトですね。

テレビでは吉本新喜劇

豊田市・コロンボ 本店9

愛知県豊田市。名古屋よりも東、東海エリアですよね。なのに、テレビからは聞き覚えのあるオープニング曲が流れ、吉本新喜劇が始まりました。

関西じゃないのに新喜劇?愛知県でも放送されてるんですね。

個人的な話になりますが、私、新喜劇の面白さがいまだに分からない。東京でも新宿にルミネザ吉本という吉本の劇場があり、一時期行ってたことがあるのですが、新喜劇ありの公演は外れ回だと思ってました。古臭いワンパターンの笑いだと思ってるんですねえ。これ、私だけでないはず。関東のお笑い好きの人とは、「新喜劇なし」→ラッキーで話が通じる。

それを関西出身の人に話すと、新喜劇の面白さは「あのワンパターンさ」なんだとか。分からな~い><それは年寄りだからじゃ?と聞くと、子供でも若い人でも関西人は皆そうなんだって。

って、話がわき道にそれてしまいましたが、新喜劇を喫茶店で流す愛知県は、関東と関西の文化の中継地点なのだなあと思った瞬間です。

豊田市・コロンボ 本店10 豊田市・コロンボ 本店11

床ではたまに見ますが、こちらはテーブルクロスが赤のタータンチェック。

椅子の背もたれが、重厚感のある凝った木製なのですが、ドアをトントンとノックするリングが付いてます。

テーブルにアクリル板がないのは嬉しい。こんな事書くと問題かもしれませんが、アクリル板が苦手。透明なのに圧迫感あるし、汚れが付着してる事もあって、かえって汚染の温床になるんじゃないかと思うんですが、それは私が無知だからでしょうかね。

ただ、こちらも所々座れないように椅子が斜めになってるのが…。椅子に×を置くのと同じ意味なんでしょうね。座ってはいけませんよ、と。唯一この点が気になりました。

良い事だけ書き、マイナス点は伏せるのが喫茶店愛好者のかくある姿では?

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、重要なのは、そういう些末なマイナス点があっても、やっぱりここは良かったよ、という事なんです。

ここからは萌えポイントのみ一気に紹介します。

トイレも昭和の純

豊田市・コロンボ 本店12

「お」のせいですかね。「お化け屋敷」と読み間違えてしまいましたが、化粧室の案内板ですね。

こういう矢印付きの案内板がとても大好き。

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男女マークと矢印。この一目見てすぐ分かる明瞭さが好き。床の小石のようなタイルも好き。

トイレを出ると……

寡黙な甲冑がのっそり佇む

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西洋の騎士ではなく、戦国時代の武士といった感じの甲冑。

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甲冑の前に「ひざかけご自由にお使いください」

この気遣いが若い感性の気がします。新しいカフェではよく見ますが、古い純喫茶ではあまり見ません。

トイレは店の一番奥にあるのですが、奥から入口方向を見た時に、この店いい!って思った(遅い)。

遅まきながら引き返す時に良さに気付く

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小上がりも逆からの方が良い風景。

表現として適格かは分かりませんが、アーケードが歩道に付いてる商店街と同じ。片方だけ歩いてる時には見えなかったものが、戻るときに目にとまる。それと似てる。

行きよりも帰りに良さが分かる店、それが「コロンボ本店」(個人差あり)

豊田市・コロンボ 本店23

会計」プレート。これも好き。

そして帰り際、最初は喫茶店ぽくないとガッカリした入口付近が、グッときたのです。いい感じに鄙びていて、私の琴線に触れました。

角度が変わったら、ぐんぐん魅力的に見えてきました。人間て意外と単純。

琴線に触れる鄙びた入口付近の風景

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ひっそりと佇む珊瑚の化石。

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野性的な柱、謎の屋根。随所に凝ってます。

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大きなショーケース。

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店名入り。

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無造作に見える植物も、アートに感じられる。

元はカウンターからスタート。床下が鯉を放つ池だった時代も

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喫茶店の店主にしては若い、と書きましたが、こちらはお父様が始めたそうです。

元はカウンターのみの小さな喫茶店で、増設増設で広くなっていった。

ここで妙に納得しました。入口付近(レジ周り)、小上がり、奥の天井梁空間。これらのテイストがバラバラで不思議な感じがしたからです。後から増設したと聞き、違和感の正体が分かる。

一時期は色々やってて、他にも店があったが、現在はこちらだけ。こちらの本店一店だけ。昔は2階がレストランでしゃぶしゃぶを出してたり、外には水車もあり、床はガラス張り、その下は池で鯉を放っていたんですって!

ひゃあ~~!床下が池!

しかし「そのガラスも想定よりも薄く…」という話が出たところで、帰りのバスの時間が迫ってきたので、中途半端で話を切り上げましたが、「コロンボ」の52年の長い歴史の中では豪勢な時代が知れて、その時代に思いを馳せる。

できたら、最高潮の時代に来たかった。

かつて豊橋駅前にあった「茶房ホワイトベア」という喫茶店のマッチをお土産にいただく。

(4年前に訪問した純喫茶にぃさんのブログでも同じマッチが出てる)

利用金額

  • ホットコーヒー 380円

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コメント

はなちん

初めまして!
いつも楽しく拝見しています(*^^*)
コメントしたのは、ビックリしてしまい..えー!「コロンボ!まだあったんだぁ」まだ小さかった頃、今は亡き父によく連れてきて貰いました。懐かしく...思い出が。
サンパールも!凄い!!
今は、東京に居て、
とっても楽しく読ませて頂きました。

エムケイ

>はなちんさん
初めまして!
コロンボご存知なんですね!
それも思い出の地だとは……
サンパールも。
今は東京に住んでいらっしゃるんですね。

はなちん

こんにちは(*^^*)
エムケイ様
返信頂けて嬉しいです。
ありがとうございます。
コロンボ..サンパールが健在だったのもびっくり!でしたが..

〉〉2階がレストランでしゃぶしゃぶを出してたり、外には水車もあり、

あったような?気がします。
1階がカフェで2階がレストランだった記憶あります。水車もあったような??

店先にお花や植木w売ってた記憶あります。中に入るとガラスのショーケースにケーキが沢山あり、美味しそうなケーキが並び、いつもケーキ買って貰ったり中で食べたり、確かお座敷もあったと思います。

サンバールの水槽も記憶にあります。店内が横に長かった記憶あり
懐かしいです、、

東岡崎記事も楽しく読ませて頂きました。また愛知に行って見たくなりました。


エムケイ様
純喫茶の旅♪投稿楽しみにしています。(*^^*)

エムケイ

>はなちんさん
コロンボの昔の話。きちんとその場でメモを取ったわけではないので、細かい部分が違ってたらと思いますが、2階がレストラン、水車があったのは本当だったんですね!
豊田市に行く前、刈谷市で「ジャルダン」というお店に入ったのですが、そちらでも昔は鯉が泳ぐ池が店内にあったという話。
その時代にタイムスリップしてみたいです。

店先にお花や植木が売ってたのも昔からですか(笑)
今の店主は先代の息子さんのようなのですが、先代が色々手を広げる方だったようです。
本当に色々やったらしい(笑)
今はガラスのショーケースの中身が何なのかよく分からないのですが、昔は美味しそうなケーキが並んでたんですね。
お座敷は当時から変わらずなんですね。

東岡崎の記事も読んでくださったんですね。

次は「ジャルダン」の記事です。
必死に書きましたよ~
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