浅草雷門の参道脇(?)の目立つような目立たないような場所にある喫茶店。
東京都台東区浅草1-18-2
こちらに入ったのは6年前。
先行して載せたインスタグラムの方では、「6年前に浅草寺に初詣をした後に入った」と書いてしまったが、嘘!嘘!勘違い!
初詣はしてませんでした。
2016年1月30日の午後3時40分にお店の前に来たけど、閉まっていた。
朝ならやってるかなあ~?2月6日(土)の朝10時30分に出直したのです。
(今回はメモを見ながら書いてるので、詳細かつ正確)
人の記憶って凄くいい加減(^_^;)
ただ、初詣の時期でなくとも、人がいっぱい集まる賑やかな立地なのは確かです。
この辺りには観光客向けの喫茶店が今でもそこそこあるのですが、どうしても入りたい喫茶店はそんなにないんですよね。正直なところ(^_^;)
しかし、こちらの「すろー」だけは毛色が違う。雷門の喧騒とは隔絶された別世界。穴場の喫茶店なのです。
内装は特にゴージャスとか凝ってるわけではないけど、純喫茶として過不足ない内装ですし、何よりも雰囲気が好み。外とのギャップが味わい深い。
当時浅草の喫茶店では、2番目に好きだった。一番はすでに閉店しましたが「エノモト」。
「凄い好き好き」と騒いでて、同行者に「えっ?そこまでいい?」と不思議がられたのですが、妙に琴線に触れる喫茶店でした。
特別凄いわけではないと書きましたが、改めて写真を見ると、木製のカウンターの木の質感とか年季が入って渋くて素敵ですよね。
「ちちんぷいぷい ハッピー ラッキー」
美味しくな~れ!みたいな呪文ですかね?80代風のファンシーなメニュー表が可愛い。
モーニングは11時まで。10時30分なので間に合ったのですが、別の喫茶店でモーニングをした後だったので、飲み物だけ。カフェオレを。
いつから貼ってるんだろう…ここではいつまでも若いまま。時が止まっています。
看板のゆるさがツボ。
帰り際に、営業時間は8時~15時と教えてもらう。
そういえば、あの店まだやってるのかな?
今回も初詣とは関係なしに1月。
シャッターがおりてる!看板もない!
完全に閉店してると思った。
でも……
閉店してるように見えて現役の喫茶店は多いじゃないですか?
念の為にもう一度見に行ってみました(今月)。
なんていう事でしょう!
しれっと営業してるじゃありませんか!ドアの脇には目立つコーヒーの幟まで!
食品サンプルも折り鶴もあの時のまま。
すかさずドアを開け、入店しようとしたのですが、カウンターに座るママさんから、
「予約のお客さんだけなんです」
コロナだからだろうか?
浅草で一番賑わう雷門。外国人も多いし、不特定多数が集まる場所だから仕方がないとはいえ、喫茶店に予約とは……
なんとも世知辛い時代になったものです。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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