北海道の知床でしょうか。渋い。
「しれとこ」との出会いは衝撃だったと前回書きましたが、遠くから認識、心構えができた上で近寄るというプロセスがなく、いきなり真横にあったので本当に驚きました。
建物の形が独特で、内側にくの字型に引っ込んでる。斜めのドアの店はよく見るけど、建物そのものが斜めになっている。
わざと…ですよね?
後ろ暗いものを隠そうとして、こんな形になってのでしょうか。入口でコソコソと秘密めいた事してもバレないですものね。
昼間だからやってないけど、夜来たら営業するのだろうか。甲府の地下バー街にある「馬酔木」のように。まあ、やってたとしても、私は100%来ないけど。甲府の千倍くらいハードル高い(^_^;)
改めて写真を見たら、ドアを板で打ち付けてある。閉業で確定。
仮に現役だったとしても、入るのはちょっとした肝試し。威圧感があって、こわい。ドアの上に2カ所「暴力追放の店」とある。追放は追放なんですけど。基本、暴力は無くて当たり前じゃないですか。こんなのあるとかえって暴力の存在を匂わされてててこわいんですけど(^_^;)。ハード&ダーク&バイオレンスって感じ(自分でも何言ってるのか分かりません)。
こんな所に居て大丈夫だろうか?
人に見られたら、消されてしまわないか…?
青空の下、現実離れしたシュールな風景。白昼夢を見てるようでした。
この建物は「しれとこ」専用ではなく、複数の飲食店(主にスナック・バー)が入居する飲食ビルのようですが、ご覧の通り壁がなく、中の様子が丸見えになっています。
「ゴミを捨てるな」という貼り紙が見えますね。
ロマンティックな「唄声スナック花」の看板。一瞬、唄声喫茶だと思いましたが、スナックなんですね(当然か)。可愛い花のイラストと、唄声の部分が昭和っぽい。今だったらカラオケですよね? カラオケが流行る前のスナックでしょうか。
「スナック絹」の絹の字も良いデザイン。くねくねしてて、口の中がハートですよ。ハートは怪しいぜ…!
当然ですけど、この状況では営業してる店は一軒もないでしょう。建物は朽ち果てて、そのうち土に還っていく…。
緩やかな坂の上に、怪しい形の建物が見えます。
しかしそれよりも向かいの古い建物の方がパンチが効いている。縦長の看板にズラリと店名が並ぶ「王将飲食街」です、
次回はこちらを紹介しますが、衝撃が「しれとこ」の比ではない。どう書こうか今から悩みます。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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