お待たせしました。やっと2軒目の喫茶店です。「マル屋」と同じ銀座商店街にある純喫茶「フォーミラー」。
大阪府大阪市西成区千本北2-1-27
「純喫茶 紫苑」にフラれた後だったので、「フォーミラー」も休みだったらどうしようかと心配していましたが、無事に営業中。有難いですね。
つかみが大事。パンチの効いた外観。
まあ外観というより、主に看板なんですが。
どうです?この昭和ど真ん中なルックス。
完成度が高っ!
純喫茶はこうでないとね。無駄にギラギラした矢印の素晴らしい趣は、到底LEDには出せません。「阪神珈琲」の文字にも謎の説得力あり。
これで電球が矢印の方向に向かって動きながら点滅したら、人目も気にせず絶叫するところです。
イラストは夢のあるお城。これがフォーミラーなのか?
【追記】ブログを書き終わってから店名の由来が分かったのですが、自分で直接聞いた情報ではないので、書くのはやめておきます。
ファザードに貼りついてる細長い看板もグッときます。
「いりたての魅力」
「うまいコーヒーを売る店」
コーヒーは自家焙煎なのでしょうか。シンプルで分かりやすいコピー。
★印マニアの私としては、2個の★も地味にときめく。
ドーム型の食品サンプルケースの後ろにコーヒー豆のショーケース。
「モーニングはお付けしますか?」
歩き回ってたので麻痺していましたが、まだモーニングサービスの時間帯(7時~11時)。飲み物を頼めば、サービスでトーストも付いてくるようですが、「ケニア花園店」からまだ時間が経っていないので、遠慮しておきました。
名古屋ほどじゃないけど、大阪の純喫茶もモーニング文化が根付いているようです。
ティーソーダ。
このブログで何度も書いてますが、岐阜県の純喫茶で飲んだティーソーダが忘れられない美味しさだったんですよ。メニューにあると、つい頼んでしまう。あの味には敵いませんが、美味しい!
賑わう店内で隙を見て撮れた唯一の窓際写真。
椅子の形に特徴あり。
壁に大きな壁画がありましたが、そばにお客さんが座っていました。コミュニケーション能力が高くないので、常連のお客さんとうまく絡んで、「そこも撮らせてくださいね~」とは言えず(^_^;)。
とんでもなく凄い場合は、別人格が目覚めて、急に愛想の良い人間になったりもするんですけどね。潜在能力が引き出される、というか。そこまでではなかったので…
奥に電気が消えた真っ暗な別室がありました。もしかすると、そこが凄かったりする可能性はあります。忙しそうなママさんに気を遣ってしまい、「見せてください」とは言えず。
そのくせ、「マッチはありますか?」と聞いちゃうんですけども。
超素敵なマッチ。看板とお揃いのお城のイラスト。
「しゃれた水カーテンの店」とありますが、そんなのあったっけ? 記憶にありません。もしかして、あの奥の真っ暗な別室にあったのだろうか。
水カーテンといえば、岡山県倉敷市児島の「サンレモン」。甘酸っぱく美しい記憶が蘇ってきます。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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