7年前の2014年5月。今ではまるで夢のような話だけど、平日を絡めつつ、2泊3日で関西の純喫茶巡りをしました。
その中でとても好みだった、日本橋にあった「純喫茶 竹」について書いておきたいと思います。
大阪市浪速区日本橋3-7-20
閉店
あらかじめお断りしておくと、日本橋は「にほんばし」ではなく、「にっぽんばし」と読む。
東京でいうと、秋葉原みたいなもので、オタクの集まる電気街なんですって。大阪の方ならもちろんご存知ですよね(^_^;)?
こちらの「純喫茶竹」は純喫茶巡りを始めた頃からの大本命。ただ、これまでタイミングが合わず、やっと訪問できたのです。
3日目の日曜日。営業開始時間の9時30分よりも前に来てしまったのですが、超絶魅力的な装テンを眺めていたら、あっという間でしたよ。
こんなセンス。最高すぎます!
ゆるやかにカーブしてて、真ん中のテントに「竹」。ご丁寧に「タケ」のフリガナも付いてますが、さすがにこれは読めるでしょう(笑)。
1・2階吹き抜けになっていて、シャンデリアがぶら下がっています。
もちろん2階へ。2階から1階を見下ろしたいじゃないですか? 階上喫茶の醍醐味です。
が!!!!
「朝は1階だけ」と止められてしまいました。これぞ大阪のおばちゃんといったノリのママさんから。
1階ももちろんいいんですよ。だけど、思ってたより狭いし、見どころも少ない。泣きたくなりました。だって、2階の内装が凝ってて素敵だと聞いているのですから……。
ガムシロをたっぷり入れて甘くした濃いアイスコーヒーを飲みながら、悔しさを嚙みしめます。
大阪に住んでたら、すぐにでもまた来るのに……
お会計後、カウンターの奥の竹のイラストの暖簾を眺めながら、ママさんがマッチを探しているのを待ちました。
おお、なんて素敵なマッチ!
喜びに打ち震えながら、竹のイラストのマッチを握りしめます。今度は2階に行くんだと固く誓いました。しかし、「純喫茶竹」は待っていてくれませんでした。夢を果たす前に、閉店したのです。
(訪問:2014年5月)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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