かつて東大宮駅東口には、「葡萄家」という喫茶店がありました。
埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-1-1
閉店
私が東大宮で初めて見た喫茶店でもあります。立地は抜群。駅前ロータリーの目立つビルの2階にありました。葡萄のイラストも素敵で、そそる外観なので、否が応でも引き寄せられます。
正確な時期は分かりませんが、3年くらい前に閉店したようです。
今後なにかでこの記事を引き合いに出す可能性があるので(葡萄モチーフ等)、当ブログに簡単に記録として残します。
葡萄をあしらった看板が素敵です。
入店をうながす2F斜め上の矢印から、入口を示すin斜め下の矢印。華麗に店内まで誘ってくれます。
いきなり昼になって御免なさい!
入店時は夜だったのですが、東大宮に来るたび、惚れ惚れしながら外観の写真を撮っていたので、ごちゃ混ぜでお伝えしていきます。
ビルそのものも良くないですか? 壁のボコボコ浮き出た模様といい、天井についてる照明といい。
「葡萄家」の入口。2色の縦長の細いタイル装飾が凝っています。玄関マットも葡萄のイラストと店名入りだったんですね。きっと当時は見落としていたのでしょう。今なら、きちんと真上から撮ったと思います。
店内は外観と同じくカクカクカクと変形した間取りで、窓から東大宮駅前が眺められる展望喫茶。
常日頃薄暗い喫茶店が好きと言ってますが、駅前喫茶に関してはその限りではありません。電車や、行き交う人々を眺めていると、それだけで極上の時間が過ごせます。
なぜ窓際に座らなかったのでしょう? 駅前好立地なので特等席の窓際は埋まっていた可能性が高い。混んでいた記憶があります。
見るからに甘々の血糖値が急上昇しそうなホットドリンク。
当時のメモには「カフェショコラ500円」となっています。ホットチョコレートのことでしょうか。
訪問したのは8年前なので、忘れていることは多いのですが、それでも肝心なことだけはしっかり覚えています。
葡萄のイラストのマッチを期待していたのになく、ガッカリしたこと。よほど欲しかったんでしょうね。
店名入りの灰皿はありました。
(訪問:2013年3月)
そして8年後、2021年現在。東大宮駅東口で目を惹くものは喫茶店ではなく、別のものに変わりました。
紫色のテントが艶めかしい、「Liquor Salon 姫」です。
学がないので、即座にLiquorが理解できず、Salonの単語だけ入ってきました。サロンで姫。これは怪しい…(エロい)!
しかし、冷静になり、ああリカーね。お酒のことね。ここはスナックなのでしょう。ドアにはコロナで時短という貼り紙があったので、どうやら現役のようです。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
blackcoffee1964
東大宮は大宮や両隣の駅に比べて喫茶店数が多く、喫茶店好きには住みやすい街です。
「葡萄家」は駅前、二階という私の好きな喫茶店条件にマッチしていたので、良く利用していました。窓際に座り駅を降りてくる人を眺めるのが好きでした。
フードメニューも充実してました。
マッチはありませんが、ショップカードを貰ってます。
にも関わらず、2017年12月に気付いたら店舗が空になっていたのでびっくりしました。閉店告知があったのか不明です…
「ベルーン」「葡萄家」と来たら次は…あそこですかね?
2021/03/03 URL 編集
エムケイ
東大宮に喫茶店が残っていて嬉しいですね!
地元の方でも閉店したことを事前に知らなかったというと、閉店の貼り紙などは出してなかったのでしょう。
立地的にそういうものがあれば、3年くらい前なら、どこかで話題になっているはずです。
次回は当たっているようなそうでもないかもしれない。
東大宮の記事は残り2回です。
2021/03/03 URL 編集