富山はずっと行きたい県でした。
北陸で唯一行けてない県でしたし、訪れたい喫茶店も何軒かあります。ただ、優先度で言うと、北海道がぶっちぎりのトップ。富山は二番手、三番手くらいの存在でした。
しかし、あるパンを手にしたことにより、行きたい度がぐんぐん上昇したのです。
まるで喫茶店の看板みたいなパッケージです。
喫茶店の店名でも、「コーヒー&スナック〇〇(店名)」って、よく見ますよね?
こちらの「コーヒースナック」というパンは、富山県射水市の「さわや食品」の人気ナンバー1。
昨年10月、吉祥寺キラリナでパンフェスが開催されてると、友人から連絡がありました。催事場では全国各地のご当地パンが売られていたのですが、そこでゲット。カタチあるものは、気分を盛り上げてくれる。ほどなく富山行を決定。
(パンフェスティバルで買った他のパンはInstagramに載せてます)
ってことは、射水市に行ったの?
いや、行ってない(笑)。
すでにパンは手に入れてしまったので、別に現地に行く必要はないな、と。射水市の喫茶店も特に調べてません。それよりは、喫茶店巡りで行く先で、偶然そこでしか買えないパンが買いたい、と思いました。
そこで魚津です。「高谷製パン」という地域密着型のパン屋があるらしい。いいね、いいね、魚津のパンを買おう。
ところが、「高谷製パン」は土日休み。えーー!
私事ですが、コロナ以降ずーーっと仕事はテレワーク。感染リスクは著しく軽減しているのは有難いのですが、その代わりに自由がない。平日に休みを取って旅行をできる状況にありません(この富山旅行も秘密)。
土日休みの喫茶店で行けない店があり辛いところに、パン屋までを追い打ちをかける……。泣きたくなりました。
しかし、しかしですよ。「高谷製パン」は、魚津市内のお店で割と売ってる。休みでも問題なし。
1軒目の喫茶店に向かう途中、70年代チックなオレンジの駐輪場とその奥の縦長のR模様の建物があり、なんだろうと近寄ると、「大坂屋ショップ」というスーパーマーケットでした。
(会社概要を見ると、1973年設立なので、その位に造られた建物でしょうか)
もしかしたら、ここでパンが置いてるかも?
ありました!
左上:イチゴジャムサンド
右上:クリームパン
左下:ハムサンド
右下:バターサンド
この中で味はクリームパンが一番好きでした。中身のカスタードクリームが優しい味で、最後まで飽きません。
線が白なので、アップにしますね。何かのアニメのキャラクターに似てるような気がするのですが、何だろう?
パッケージデザインはこちらが一番好きです。洗練されてない拙いタッチに親しみがわきます。学校給食に出てきそうですね。
いずれのパンも共通して、パンそのものがムチッとしてて美味しかったです。もし、近場にあったら、たまに買いたい、良い意味で個性がない普通の美味しさ。
最後に一つ告白します。
この文章を書き終えてから、ネットで再確認したところ、「高谷製パン」は「たかやせいぱん」ではなく、「たかたにせいぱん」でした。ずっと「たかや」で打ち込み、変換してましたよ(^_^;)。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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