笹川良一を思い浮かべてしまいましたが、違いましたね。「香取郡東庄町笹川い」にあるから笹川駅。番地(?)は数字じゃなくて、「い」。
道幅が広い寂れた駅前風景。1人若い男性が辺りの風景の写真を撮りまくっていました。
階段を上って2階が喫茶店だったのでしょうか?
人と待ち合せたり、電車待ちをしたり、駅前喫茶として重宝されてた時代があったんでしょうね。
半分開いたシャッターと、2階の骨組みにしがみつく同色の青い布切れ。期待とあきらめ半々…と言いたいところだけど、それは希望的観測。残念だけど、廃業でしょうね。ちなみに、笹川駅は現在は駅員がいますが、2021年4月に無人駅になる予定。
引っ込んだドアとR使いのエントランス。純喫茶風の建物ですが、不動産屋の看板がありました。
線路の辺りで「あなたの部屋」という、いかがわしい(?)キャッチコピーの大きな看板が見えたけど、まさかこの不動産屋のものじゃないですよね(^_^;)?
駅前商店街(?)のちょっと気になる物件などを。
ことごとく現役感がありません。人通りを見込んで広い道にしたのだと思います。栄えた時代もあったんでしょう。寂れてる、というか寂しすぎる……。
念のためにお断りしておくと、東庄町の散策がしたくて笹川駅で降りたわけではありません。目的は喫茶店なのですが、初めての場所では目に入るものがいちいち新鮮なので、写真を撮りながら歩きます。
国道沿いに「諏訪神社」という、そこそこ大きい神社があったので、敷地内を覗き込むと、滑り台が見えてきました。
子供心をくすぐるPOPさがありません。
土台には丸い穴があり、通り抜けできるようになっていますが、これまた可愛げがない。防空壕みたい。戦時中に、匍匐前進の練習をするために作られた遊具だったのかも…なんて考えすぎですかね。
読者の方からコメントで教えていただいた喫茶店が見えてきます。
店名も外観もパンチが効いてて、いいですね。
他に喫茶店のアテはないので、こちらが無事営業しててくれて良かったです。喜び勇んでいそいそと入店。次回の記事をご覧ください。
近くの廃業した洋品店。この隣で取り壊し工事をしていました。
笹川までは、成田からJR成田線に乗って訪れましたが、この寂れ具合を見ていると、成田がもの凄い都会に思えてきます。この先には千葉県の最果て銚子もありますが、もしかするとこの中途半端な位置にあることが、寂れていった原因なのかもしれません。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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