成田山門前に「電車道」という通りがあります。
「チルチル」を出て、佐原方面に移動しようと、「成田山門前」のバス停を探したのですが見つからず、スマホで検索すると、「閉鎖」の文字が……。
知らぬ間に、バス停が1つ無くなっていたのです。
しかし、「電車道」の少し先に、隣のバス停があるようなので、こちらに変更しようと走っていたら、景色が秘境っぽくなっていきました。
煉瓦造りの橋?
「成宗電車のトンネル」という名前がついていました。
橋ではなく、トンネルでしたね(^_^;)。
急いでいたので、じっくり読む時間はない。ざーーっと流し見して得た情報によると、千葉県唯一の路面電車がこちらを走っていたようで、その名残なのだとか。
なるほど! だから、「電車道」なのね。人気もなくて、店もないのに、不自然なほど道幅が広い理由が分かりました。電車が走るのには、このくらい広くないとね。
少し先にも、トンネルがありました。こちらは長い。
あちこち剥がれて、変色した赤煉瓦には、本物の凄みがありました。観光客集客のために作りこむレトロとは似て非なるものです。
暗かったらここを歩く気にはなれません。
先に通ったトンネルが第一、後の長いトンネルが第二みたいです。
「電車道」は、京成成田駅前まで続いています。
成宗電車は成田山の参拝に便利な路線だったみたいだけど(電車道を歩けばよく分かる)、門前町が参拝客の流れがなくなり衰退するのをおそれ反対運動もあったり、京成本線とほぼ並走してるから「不要不急線」で廃止されたとか、色々うまい事いかなかったようです。
ところで、本来の目的。佐原方面のバスに乗る件ですが、無しになりました。なぜなのかを説明すると長くなるので省略しますが、そのおかげで、この後、知らぬ喫茶店に出会うキッカケになりました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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